11月25日、豊田市駅前で進められていた豊田市駅前通り北地区再開発「豊田KiTARA」が開業しました。今回はその様子をお届けします。同じ名鉄豊田線だったのでプライムツリー赤池と同じ日に取材しました。
豊田KiTARAは飲食店や映画館となる商業棟、主に高齢者住宅が入る棟、タワーマンション棟の3棟から成ります。ロゴはその3棟の建物と間にある2本の通り抜け空間を一筆書きで表現したものです。
KiTARAには「来たら?」という誘いの意味の他、再開発地区の名称である「北」地区、ビルの所在地である「喜多」町といった意味が込められているそうです。
こちらは商業棟のエントランスです。開店祝いの花の量がすごいですね。
高齢者住宅棟の1階は主に飲食店が入っています。駅前の賑わい創出に一役買いそうです。
2階はクリニックや保険相談などサービス店舗が中心。一部飲食店もあります。
そして5階は豊田市初となるシネコン(イオンシネマ)です。スクリーンは9つ、1100席以上を備えます。
こちらがエントランスホールです。割とこぢんまりとしています。変わっているのは、スクリーン1~5はここ5階から、スクリーン6~9はエスカレーターを上がって7階から入るという構造です。なんだかわかりにくい気がするのですが・・・
それにしても前日にはプライムツリー赤池にTOHOシネマズが開業しましたし、このエリアでは週末に20スクリーン、約3000席が一気に供給されたことになります。周辺にはMOVIX三好などもあるので、映画館の客の争奪戦はかなり激しくなりそうです。
タワーマンションのパークタワー豊田です。26階・84mは市内最高の高さです。実はパークタワーブランドのタワマンは県内初です。名古屋にも進出してほしいですね。
取材は開業初日に行きました。KiTARAの前の道路は歩行者天国となり、開業を大々的に祝うイベントが行われていました。
KiTARAの2階テラスからイベントを見下ろします。これは武将隊?でしょうか。さまざまなパフォーマンスをしていました。
山車まで出ています。その他露店も多数出ていてお祭りのような雰囲気でした。それだけKiTARAの開業は豊田市にとって大きなインパクトを与えたということですね。
豊田市に限らず、多くの中規模都市の中心駅前ではタワマンを含む再開発が行われています。それは没個性だ、という意見もありますが、ある程度のマンション床分を作らないと採算が取れないため、タワマン中心の開発は仕方がないものと言えます。
また、タワマンといっても建物のつくり方やテナントを工夫すれば十分個性は出せますし、郊外型SCへ車で移動するスタイルから公共交通を中心としたスタイルへの変化の一面と考えることもでき、悪いことばかりではありません。今後も中心駅前の再開発は加速するものと思われます。
コメント
KiTARA、客の入りが悪いですよ。
一番の最大の原因は娯楽施設がないことです!映画館だけでは客を引き込めません!
豊田市はゲームセンターといった娯楽施設に対して不寛容過ぎます!
KiTARAにゲームセンターといった娯楽施設が入店してないからKiTARAの来客が少ないのです。
KiTARAにゲームセンター、そして漫画専門書店な どといった娯楽施設を入店させるべきです!
KiTARAにゲームセンターなどの娯楽施設の誘致を考えるべきです!