NAKAGAWA CANAL DOORSが開業!徹底レポート

6月18日、中川運河船だまりの敷地を利用したNAKAGAWA CANAL DOORSが開業しました。3階建てのホテルや高速道路の高架下を利用した商業施設が水辺の周りに完成。ささしまライブの新たなピースとして動き始めています。

ザ・ランドマーク名古屋栄から一週間なのでそちらに注目が行きがちですが、ここはここで超高層ビルとは違った魅力があると感じました。その様子を徹底紹介していきます。

NAKAGAWA CANAL DOORSは施設全体の総称です。その中でメインとなるのが白い屋根と右側のホテル「セトレキャナル名古屋」が一体化したこちらの建物です。屋根の下では店舗が営業しています。

手前は中川運河船だまり。名古屋は水辺空間の商業施設が少なかったのでこういう建物ができたのはよかったです。あとはもう少し水がきれいになるとよりよいかと思います。

屋根の下にあるのはフランス発の人気ベーカリー「PAUL」です。東京や大阪などにしかなかった店舗が名古屋にも再上陸。昔ながらの製法を用い、フランス産小麦を使用したクロワッサンやアップルパイなどを提供します。

お店はご覧の通りの大行列です。オープン直後とあってすごい人でした。これから人の波は落ち着いていくと思いますが、すぐ北には愛知大学やグローバルゲートがあるので、一定の人気は続くと思います。

屋根材は白くやわらかい印象です。柱も太くなく、視線がよく抜けます。当初イメージの屋根がほぼそのまま再現されたと思います。緑がたくさんあるのも特徴的です。

ホテルのロビーです。白基調でシンプルにまとまった空間です。客室が全部で24の小規模ホテルなのでこぢんまりとしています。しかし設備は充実しており、レストランやラウンジ、サウナや露店風呂まであります。

セトレブランドはこれまで舞子、姫路、長崎、琵琶湖などに出店しており、地域とのつながりを大切にするホテルとなっています。ここでは運河や水辺のロケーションを利用した客室やテラスが整備されています。写真右の屋上の空間もそのテラスですね。

続いては3階建てのコミュニティ施設とスポーツエリアです。ビーチボールとピックルボールという競技のコートのようです。商業施設だけでなく、スポーツを通じて人が集まり、賑わいを創出していく場所を目指します。

近くには新しい名古屋名物のぴよりんの巨大なオブジェクトがありました。新幹線からもよく見えて宣伝効果があると思います。

南から見た様子です。エイトデザインの「8」の字が見えています。建築設計やコンサルを行う名鉄都市開発のグループ会社です。この建物に本社機能が入ります。

ここは高架下のスペースを有効活用しています。高架下というと最初は薄暗いイメージがありましたが、これから猛暑がますます厳しくなるため、日射を遮ることができてこれはこれでいいと思いました。前は倉庫があったのでより薄暗いイメージを助長していたのかもしれません。しっかりと建物や緑を整備すれば高架下でもそれなりに明るい空間をつくることができることがわかりました。

最後はささしまライブの最西端の敷地で建設されている19階建て60m級のマンションの様子です。基礎工事中かと思います。今後もときどきお伝えします。

アクセスは名古屋駅から若干遠いですが、ちょっと足を延ばしてみるのもいいと思います。むしろ名駅の雑踏から距離を置いたぶんゆったりできるでしょう。既存の水辺空間を利用したいい施設ができたと思います。開業おめでとうございます。