プライムツリー赤池が開業!徹底レポート

11月24日、大型商業施設プライムツリー赤池が開業しました。今回はその様子を徹底レポートします。

プライムツリー赤池はセブン&アイHDが手がける商業施設です。セブン&アイHDは流通業界ではイオンと双璧で、大型SC「アリオ」を全国展開しています。ここも当初は仮称アリオ赤池と呼ばれていましたが「日進赤池に根ざす幹となり、地域にとって最も重要な場所でありたい」との想いから、アリオではなくプライム(=極上)ツリー赤池という名称に変更されたようです。ちなみに○○ツリーと呼ばれる店舗は他にグランツリー武蔵小杉があります。

その名の通り赤池駅から南に徒歩5分ほどのところにあります。行政区は名古屋市ではなく日進市です。

おしゃれな外観ですね!商業施設は4階まであり、店舗数は180です。昨年の同時期にオープンしたイオンモール長久手とほぼ同じくらいの規模です。

1階は専門店と食品売り場です。セブン&アイHDの大型SCなのでスーパーはイトーヨーカ堂です。東海地区にはイトーヨーカ堂があまりないため少し新鮮に見えます。

2階は専門店とレストラン街です。専門店は一部を除いてほぼファッション系の店です。

2階になんとビックカメラが入っています。大型SCに家電量販店が入るのは珍しくありませんが、ビックカメラは駅前一等地へ出店する戦略をとり、こういった郊外型SCには入らないと思っていたので少し驚きました。

3階は専門店とフードコートです。取材したのは開業2日目だったためものすごい混雑でした。特にフードコートは席を探すのにも一苦労、店の行列もすごかったです。

おなじみのスガキヤがありません。これは東海地方のイオンモールや○○ウォークのフードコートでは珍しいことだと思います。その代わり県内初出店の店が多く入っています。やはり違った資本では違ったラインナップが楽しめますね。

4階は映画館です。TOHOシネマズ赤池が出店、10スクリーン1700席を備えます。上映中に座席が動いたり風が吹いたりする臨場感が体験できるシステム「MX4D」は県内初です。

建物のほぼ真ん中にはプライムホールと名づけられた巨大な吹き抜けの空間があります。イベント広場は他SCにもありますが大階段は珍しいのではないでしょうか。面白い仕掛けです。

このあたりは日進赤池箕ノ手土地区画整理事業が行われており、周辺はまだまだ整備中といった感じです。奥に見えるのがプライムツリー赤池です。手前の部分も宅地開発され、将来的には40ヘクタールの敷地に1440戸もの家族が暮らす新しい街が誕生します。プライムツリー赤池はその中核を担う施設なのです。

いかがでしょうか。プライムツリー赤池は標準的な郊外型SCの構成ではありますが、そのテナントや空間のつくり方は一風変わっていました。ありふれたイオンモールや地元資本の○○ウォークといったワンパターンではなく、違った資本が東海地方に参入してくれるのは個人的には歓迎です。機会があればまた行ってみたいなと思います。

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