鶴舞線のホームドア設置が始まりました。交通局では安全性の向上を目的として地下鉄全路線へのホームドア設置を進めています。これまで桜通線をはじめ各路線で稼働が始まっていましたが、鶴舞線は未設置でした。
今回、その最後の路線に初のホームドアユニットが設置されたのでお伝えします。アジア大会のある2年後までに全駅整備を目指します。
こちらが最後の路線の最初の設置となる庄内緑地公園のホームドアです。各種試験などを行い10月14日に稼働開始する予定です。
なお上小田井は名鉄の関係もあって設置されません。そのため赤池まで設置されても同駅は唯一未設置が続くことになりそうです。
アップで見た様子です。基本的に他の路線で使われているものと同じです。ただし開口部が大きいです。これは名鉄の100系が入ってくる関係です。
余談ですが私は数年前は鶴舞線ホームドアより先に100系の更新が来ると思っていました。いつになったら更新されるのか・・・
ホームドアは転落防止はもちろん、自殺防止にも大きな抑止力になります。全駅設置されれば名古屋市営地下鉄で人身事故が原因の遅延はほぼ起きないことになります。かつてちょくちょく止まっているイメージだったので大きな進化です。
ただし鶴舞線の場合は名鉄に直通しているので若干の影響を受けるのは避けられない部分はあります。まあそこは仕方ないですね。
今後の予定ですが、庄内通が11月、浄心が12月、浅間町が2月、丸の内が3月となっています。なぜかペースが遅い気がします。他の路線は一週間ごとにどんどん設置されていった気がするのですが、何か理由があるんでしょうかね。
何はともあれ、安全性の向上に大きく寄与するホームドアの設置に期待したいと思います。