名鉄百貨店跡地 ヨドバシカメラを誘致?

5月28日、各報道機関が名鉄が閉店した百貨店の跡地にヨドバシカメラを誘致する方針であることを報じました。再開発が始まる4年間限定の措置を想定しているとのことです。

名鉄は再開発計画が頓挫し、4年間建物を維持させる方針をおよそ1か月前に明らかにしていましたが、意外な展開になってきました。その詳細を考察していきます。

今回の報道を見ると誘致という形になっているので、名鉄がヨドバシに交渉していると考えられます。そうなるとあとはヨドバシがOKとなれば出店成立となるでしょう。

ヨドバシ的には悪い話ではないと思います。徹底したレールサイド戦略をとる同社は、当初ゲートタワーに進出しようとしていましたが、出店時期などで折り合いがつかず計画が立ち消え。結果的に松坂屋のテナントとして栄に進出することになりました。その後およそ10年営業していましたが、松坂屋のリニューアルに伴いヨドバシは撤退し、サンシャイン栄に小型店舗を構えることになって、今に至ります。

サンシャインの店舗はかなり小さいですが、それでも名古屋で店舗を維持したというのは、この地で将来的に大型店舗を構えることを狙っている可能性があると思われます。まさかこんな形で入居できる物件が出てくるとはヨドバシも思っていなかったのではないでしょうか。あとはテナント料などの折り合いがつけば交渉成立となります。

早ければ今年中の開業という報道もあります。また、スーパーのサポーレを誘致するという話も出てきています。6月24日には小規模ですが土産店舗群の開業もあり、中が完全に空洞の廃墟ビルとなるのはある程度回避されることになりそうでよかったです。

そしてもう一つ気になるのは、名鉄の再開発にヨドバシカメラが参入してくるのか。すなわち4年間の暫定店舗のあと本設の再開発ビルに入居するのかということです。名鉄は先日の発表で新たな外部パートナーの導入も検討と言っていました。これはヨドバシカメラのことだったのでしょうか。

三井不動産も抜けて規模縮小が濃厚となっている中で、仮にヨドバシカメラが入って再開発がプラスの方向に進むことがあれば、まさかの逆転劇となります。そのためにはまずはヨドバシカメラとの出店交渉を成功させねばなりません。

もし出店したら既にビックカメラが2店舗を構える中競争が激化しそうです。そしてヤマダ電機はちょっとかわいそうですね。再開発すると言って追い出されたのに跡地に別の家電量販店が来るというのは・・・

名鉄は再開発計画が迷走していますが、なんだか話題性や考察のしがいはすごくありますね。ヨドバシは歓迎なのでまずはその誘致が成功してほしいと思います。

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