豊橋emCAMPUSが全面開業!徹底レポート

豊橋のemCAMPUSがこの夏、全面開業しました。その様子を見てきましたのでレポートします。

当初は豊橋駅前大通二丁目地区と呼ばれ、老朽化していた名豊ビル跡地にできたビルです。駅から5分ほどの立地に賑わいをもたらす商住公の一体開発です。「笑む」が満ちるキャンパスのような場所というコンセプトでつくられました。

24階の東棟と16階の西棟で構成され、2021年に東棟が1期として開業。その後2期として西棟の工事が進められており、この夏、低層部の商業施設も含めた全面開業となりました。第1期開業の様子はこちらから。

豊橋emCAMPUS EASTが開業!徹底レポート

全景です。少し高さに差がありますが豊橋のランドマークとなるツインタワーが完成しました。高層部のデザインは似たような感じになっています。大きな塔屋も共通していて、全体的に統一感があります。

商業施設は1期の方がボリュームが多いですが、中央にある広場やデッキは1期開業時はぶつ切れになっていました。今回2期ができたことで円形のデッキや広場が完成形となりました。

ビル前の様子です。以前より人通りが多くなった気がします。広場で開催されるイベントや商業施設、そして1期にできた図書館が集客力があるのでしょう。

広場から2期を見ます。当初は20階建てでしたが若干縮小しています。

マンションは全部で110戸。中部ガス不動産の「THE HOUSE TOYOHASHI WEST」として分譲しています。

円形の「まちなか広場」です。キッチンカーが出店したり、イベントのブースが出ています。2期の完成により円形につながりました。

2期にはいくつかの商業店舗が入っています。飲食店、ショールーム、クリニックなどが出店。生活に便利な店も入ります。

ただしすべての区画が埋まっているわけではありません。右に見えているように空きの区画もあります。これを埋めていくのが課題になりそうです。

敷地南西部の余った土地は駐車場などとして使われています。エメラルドグリーンの縦ルーバーはこの再開発の統一されたデザインのようですね。

最後は大通りの向かいにできたマンションです。以前ほの国百貨店だったことを思うとただのマンションになってしまい悲しいです。

豊橋では次なる再開発として広小路一丁目北地区第一種市街地再開発事業があります。次はそちらに注目していきたいと思います。

一方この間の市長選では建設予定の新アリーナに反対派の候補が当選しました。今後豊橋は開発に消極的な方向になるのかちょっと気になります。

何はともあれemCAMPUSが無事に全面開業できてよかったです。街の中心としてこれからも賑わい続けるといいですね。開業おめでとうございます。

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コメント

  1. チリトタビユキ より:

    現地見に行ってきました。
    広場や図書館や、1Fレストラン等
    目玉となるのは第一期でしょうから
    ぱっと見の印象は広くなったという感じでした。

    水上ビルの方が賑わい戻ってて活気ありましたよ。
    若者向けCAFEとかも営業してました。

    気になるのは大通方面ですね。
    活気は全くなく人の通りもまばらでした。
    広小路のほうが繁華街的とはいえ活気があるだけに
    街のにぎわいを分断してる感じです。

    そりゃほの国跡地も商業施設造るには厳しいよなと感じました。

  2. より:

    豊橋のことはほとんど知らないですが、空間が広いことは活気の邪魔になりますね。名古屋が典型的な例です。
    大きな通りやビルがある場所よりも、小道に路面店が立ち並んでいるような場所のほうが魅力が出て賑わいにつながります。
    名古屋市もウォーカブルの重要さに今さら気づいたのか、ようやくそれを意識した再開発の方向性になってきているようではありますが。