金シャチ横丁が開業!徹底レポート

3月29日、名古屋城の近くの商業施設、金シャチ横丁が開業しました。その様子を徹底紹介します。

名古屋城周辺には飲食店が少なく、気軽に食事ができる場所が余りありませんでした。そのため観光客は城だけを見てすぐ帰ってしまい、滞在時間が短かくなりがちでした。金シャチ横丁は、そうした観光客の飲食需要に応え、名古屋城の観光価値を上げるために計画された商業施設です。

金シャチ横丁は正門側と東門側の2つのゾーンに別れています。順に紹介していきます。

正門側は「義直ゾーン」と名づけられています。こちらは伝統的な雰囲気をイメージ。いわゆる名古屋めしを中心とした店が並びます。

地下鉄からはやや歩きます。メーグルなどの観光バスを利用するといいかもしれません。営業時間は17時までです。

建物も城下町風に仕上がっています。道は広めに造られていますが、開業したての春休みということで、多くの人で混雑していました。

一息できる場所やイベント広場も併設されています。すぐ撤去できるようにアスファルトの上に椅子と机を置いただけになっています。今後はこのあたりにも第2期ゾーンが広がっていくものと思われます。

次は東門側に行ってみます。

東門側は「宗春ゾーン」と名づけられています。こちらは若手の経営者による一風変わった店が集まっています。

市役所駅からすぐ、名古屋城の入口に向かって北に歩くとそこが金シャチ横丁です。営業時間はなんと22時半まで。帰りに一杯やっていく店としても重宝しそうです。

建物もちょっとモダンな雰囲気です。金箔のソフトクリームの店には大行列ができていました。

ついに開業した金シャチ横丁。春休みということもあってどちらのゾーンも大混雑でした。約1か月後には名古屋城天守閣が閉鎖されますが、そこまで大きな影響はないでしょう。名古屋城の敷地自体には入れますし、宗春ゾーンは長い営業時間を武器に観光客以外の集客も期待できます。むしろ天守閣不在の名古屋城を盛り上げる、くらいの意気込みで頑張ってほしいですね。開業おめでとうございます。