丸栄は来年6月閉館へ 再開発完了は2027年

昨日、興和は丸栄再開発の詳細な方針を発表しました。10月の頭にも少し情報が出ましたが、今回はその続報といった感じです。今回新たにわかったことをまとめてみます。

①丸栄は2018年6月末で閉館し、跡地に暫定的な商業施設を2020年までに建設。

②その後、丸栄と国際ホテルの街区を一体的に再開発。2027年の完成を目指す。

興和の再開発方針が判明 丸栄は閉館へ

今回、丸栄の具体的な閉鎖時期、一体開発後の施設の完成時期が明確に示されました。

かつて一世を風靡した丸栄ですが、時代の流れには逆らえません。ただでさえ業績悪化の中、建物の耐震化にも巨額の費用がかかることを考えれば、閉館はやむを得ないといえます。

そして人々の関心はおのずとその跡地利用へと移ります。これは再開発ファンだけでなく一般の人も同じでしょう。

興和は跡地に暫定的な商業施設を整備すると言っていますが、ここで疑問が浮かびます。なぜ暫定なのでしょうか?

丸栄の南側に建つビルはかなり新しいものもあり、それを取り壊してさらに敷地を広げる、といったことはほぼ不可能です。しかし丸栄は単独でも十分広い敷地があります。つまり地権者と交渉して敷地を拡大する必要がないのです。ならば暫定でなく普通に新ビルを建てればよいのでは?と思います。

ここで国際ホテルの街区を見てみます。安藤証券との合意を得られないのか、再開発が進みません。しかしそれ以外の土地や建物はすべて興和が取得できています。興和としては何としても合意を得て街区一体開発をしたいはずです。

つまり安藤証券との合意を得られてから丸栄跡地と国際ホテルの街区を同時に整備する方針と考えられます。逆に言えば合意が得られるまでの間が暫定施設になるということです。

しかし、それでも丸栄跡地をⅠ期として先行整備、国際ホテルの街区はⅡ期として後で整備するというのは可能です。同時の整備にこだわる理由は何でしょうか。

はるか前「ツインタワーを建て上空を通路で結ぶ」という構想が発表されたこともありました。つまり興和の構想しているビジョンは同時施工でないとできないような施設なのかもしれません。

名鉄のように広小路通をまたぐ巨大ビルでしょうか?それとも大きな人工地盤でもつくるのでしょうか?地盤沈下と言われる栄を大きく盛り上げるワクワクするようなプロジェクトを期待したいです!

さすがに妄想が行き過ぎましたが、2000億円を投資して東京ミッドタウンのようにすると言っているのです。少しくらい夢を見させてください(笑)

とはいっても地権者合意が得られなければ三井北館の悲劇の再来になってしまいます。栄の未来のために、名古屋の未来のために、少しでもいい方向になるように祈りたいと思います。

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コメント

  1. 匿名 より:

    興和の再開発が実現するか否かで、栄の未来が決まると言っても過言ではないでしょう。安藤証券が等価交換を含めて理解を示すかどうかです。名古屋は一部の地権者が再開発に理解を示さない特徴がありますが、再開発を強く推し進めようとしない市議会等の行政にも問題があります。日生栄ビル跡地に関しても、あの一等地で低層ビル建設であり、その向かえの土地も何十年も塩漬け状態です。積極的な開発をしないのなら、出来る民間が行える開発期限付き土地売買や賃借条例等、活発化や再開発スピードが上がる施策が必要です。市内都心部はやたらコインパーキングと立体駐車場ばかりです。郊外は車、市内都心部は公共交通機関使用と極端な施策も必要な時期かも。又、大津通りはハイブランドとファストファッションブランドが雑多に混在し魅力に欠けます。広小路は明確なコンセプトを持って再開発して欲しいですね。あと、只でさえ狭い歩道に無秩序に駐輪している自転車を撤去して欲しいですね。広小路や錦通りに行くとガッカリします。新規にビルを建てる事に特化せずに、街や街区のコンセプトを明確にする事。周辺エリアの整理整頓も継続的に行わなければ点開発ばかりで、名駅や郊外との差別化を図る事は出来ず、ますます栄衰退のスピードが加速する事になるでしょう。名駅は名鉄や三井北館等、それ以外にもまだまだ水面下で計画構想されているであろう案件があると思いますから。