伏見の再開発状況をお伝えします。伊予銀行ビルの建て替えがほぼ終了し、完成が近づいてきました。その他いくつかの開発も見ていきます。

前回から3か月ぶりの取材です。
シートが外され中が見えてきました。透明度の高いファサードが印象的です。夜は中の明かりが街を照らしてくれそうです。
先日出たプレスリリースによるとビル名は「I-FOREST名古屋伏見」となるようです。この建物での営業開始は7月28日となっています。
なかなかおしゃれな外観だと思います。伊予銀行は「地域の賑わい創出」「都市機能の更なる高度化」をうたっていますが、まさにそれにふさわしい内容だと思います。3階の古びたビルから大幅ステップアップです。
プレスによると屋上庭園ができると書いてありました。おそらく一般の立ち入りはできないと思いますが、入居者のリフレッシュスペースになるといいですね。
さて次は広小路ビルですが、こちらは対照的になかなか外観が表れてきません。スポーツ練習場も入るとされています。そろそろ詳細が出てきてもおかしくないと思いますが・・・
角度を変えてみると外壁がちょっと見えました。周辺と合わせたのかクラシカルな雰囲気です。早く全身を見てみたいものです。
次は鹿島による13階建ての錦通桑名町ビル計画です。おそらく基礎工事はあらかた終わったものと思われます。次の撮影時にはタワークレーンが出てきていると予想します。
13階60mなので左に見えるビル群ときれいに高さがそろうことになります。ただし延床面積はこのビルが最大です。
その南側、錦二丁目18番街区は動きなしです。雑居ビル内のテナントはまだ入っているところもあり、再開発を匂わせる退去の動きも特に感じられませんでした。
名古屋都心は2026年までは栄広場をはじめS2、明治安田などの大型開発がありますが、それ以降はほとんどありません。錦二丁目18番は2027年以降のメインを張る案件になると思っているので何とか動いてほしいです。