今回は久しぶりに旧東海銀行の建て替えのレポートです。新ビルは10階建てで60m弱の規模。延床面積は5万に迫る重量級の再開発です。2021年度の完成を目指します。
前回からは半年ぶりの取材です。
MUFGのロゴも入って完成しました。日経新聞のオフィス空室率の記事に、左に見えている広小路クロスタワーから三菱UFJ銀行のグループ各社が移転しているという内容がありました。移転先は明かされていませんでしたが普通に考えればこのビルです。今後本格運用開始していくものと思われます。
本町通の様子です。重厚で大銀行の拠点としての風格は十分です。旧ビルのファサードを踏襲しながら現代的にバージョンアップした雰囲気です。
一部外構の工事が行われていました。それも今年中くらいには終わるでしょう。
新ビルはセットバックしているので歩道がだいぶ広くなっています。
エントランス付近の様子です。右に案内板が見えます。テナントもいくつか入るのがうかがえます。
なお貨幣資料館は11月にオープン予定とのことです。約10年ぶりにこの地に戻ってくることになりますね。
北西から見た様子です。こちらから見ると実際のL字型ではなく1ブロック丸ごとビルがあるように見え非常に存在感があります。
最後は北東側から見た様子です。こちらは南側にビルがあるので厚みがあまりありません。
なおL字型の内側は簡素なファサードになっています。おそらくコア部分もそちら側に集中しているのでしょう。
ということで(今度こそ)今回をもって工事レポートは最終とします。次回は貨幣資料館オープン後に竣工レポートとしたいと思います。