岩塚の巨大物流倉庫 外観がほぼ完成

岩塚には三菱重工の巨大な工場がありました。数年前に売却され、跡地は巨大な物流倉庫になることが決まっています。昨年2年に着工したようで、2023年の完成を見込んでいます。

建設するのは、東急不動産、舗装業大手のNIPPO、米国系不動産投資ファンドの「ラサール不動産投資顧問」です。一社ではなく、複数の企業が合同で利用する倉庫になる見込みです。施工は清水建設です。

前回から4か月ぶりの取材です。

かなり仕上がってきました。搬入ヤードとランプウェイが姿を現しています。建物本体の工事はあらかた終わっているように見え、あとは外構整備が中心でしょうか。

中が見通せる形になっています。延床面積35万ということでとんでもない数のヤードがあります。

柱間は最大20m×30mスパン、天井高は最高7.4mを確保しています。大空間のためプレストレスト梁が使われているかもしれませんね。

西側を見ます。敷地内に植栽と歩道が整備されました。歩きやすくていいと思います。一方周辺の道路整備はあまり変わらず細い道路が多い気がします。大型トラックの騒音や渋滞などは大丈夫でしょうか。

さらに北に行くと自転車置場などがあります。働く人も膨大な数に上ることでしょう。

建物自体は白と紺のシンプルな外観です。これは全国のほかのロジポートシリーズと同じのようです。

完成は2023年7月の予定です。

岩塚の巨大物流倉庫外観がほぼ完成