大名古屋ビルヂングの裏ではリニアに向けた動きが活発になっています。
前回はこの界隈で建設が進められてきた雑居ビルが開業したことを話題にしました。あれから2か月半が過ぎ、いろいろなところで動きが出てきたようです。
こちらは東洋ビル。北半分はリニアの用地対象になります。テナントが退去しているかは確認しづらかったのですが、その動きは着々と進んでいるようです。
1階にスギ薬局が見えますが、ここから100mほど北へ行ったビルの1階にも新たにスギ薬局がオープンしています。以前ガソリンスタンドがあった場所です。おそらく東洋ビルも解体となるためスギ薬局は代替店舗を確保したのだと思われます。
地下に入っていた飲食店にも閉店と移動のお知らせが貼られていました。リニア新幹線開業における土地整備という説明のため、解体もそう遠くないと思われます。
東洋ビルの裏では飲食店ビルが開業しましたが、その隣の雀荘のような廃屋は解体が始まっていました。
新たにできた飲食店ビルはリニア用地からぎりぎり逃れているように見えます。もしこのビルが残ったらリニア駅上の公園からかなり目立つことになりますが、こうしてみると公園側のファサードは何の工夫も無く無機質で、むしろ暫定であることを示しているかのようにさえ感じられます。
交通ビルの撤去もかなり進んできました。もう数か月もすれば建物は姿を消すでしょう。
JR東海の発表によれば、リニアに関する用地買収は駅西よりも駅東のほうが遅れているようです。今後も動きが活発なのは間違いないので、随時この界隈を取材していきます。