さて今回はタイ編の第2弾。バンコクを離れてメークローン市場やアユタヤ遺跡を巡っていきます。前編はこちらをご覧ください。
前回も書きましたが3泊4日の旅行です。記事では前後編の2回に圧縮していますが今回も2日分の内容が詰まっています。
まずはメークローン市場へ行きます。バンコク中心部からは1時間程度。高速道路が整備されているので車の流れはいいです。

これがメークローン市場です。ここはバンコクから車で1時間くらい。市場の中を電車が走ることで有名です。なおその電車は1日8本しかないので車で行った方がいいでしょう。
売られているのは魚や野菜など一般的なものが多いです。中には観光客向けのお土産系もありますが、あくまで主体は地元民が利用している市場のようです。

店の人は気怠そうに商売しています。客?何の用?みたいな感じです。東南アジアの商店はこういうところが多いので、日本みたいな丁寧な接客は基本ありません。個人的には海外っぽくて好きな光景です。
また、食料はなんとも言えない匂いが漂っていたり、虫が飛び回っていたりするので、そういうのが苦手な方もきついでしょう。逆に日本の小綺麗な観光地に飽きてきた方はおすすめです。
さてそんなこんなしているうちに列車が近づいてきたようです。市場にはベルが鳴り、線路に展開していた物品をそれぞれの店主が慌ただしく片付け始めます。

そして列車が迫ってきました。観光客も多いのでみな写真を撮っています。それにしても列車との距離が近すぎる!
本当にすれすれのところを通過していきます。そして通過し終わったらすぐに営業再開。何事もなかったかのようにまた線路上に食品類が置かれていきました。
もともとこの市場は、戦後間もない頃線路のわきに無許可で住民が建屋を作り出したのが始まりだそうです。その後商売をやり始め、線路に電車が通ると店を片付けるという一風変わったスタイルが面白く、今では観光地化したというわけです。

近くには水上マーケットがあります。ここでは船に乗って買い物を楽しむことができます。張り巡らされた運河の上を行き交う船がたくさんいますね。
小さい船なので視線が低く、まさに水面すれすれを航行しているようで、これだけでもアクティビティとして楽しいです。

しかし買い物をすると楽しさは倍増します。気になる商品があったら店の方に船を近づけて店主に話しかけてみるといいでしょう。中には買ってほしさに船を棒で引っ掛けてその場に留まらせ、商品をアピールする店主も。いろいろあって楽しいです。
お土産の購入は価格交渉から始まるので、店主からどれだけの値下げを引き出せるかも醍醐味のひとつです。タイ語はできなくても大丈夫。基本的な英語で金額交渉は可能です。値下げに応じてくれて商品をもらったらコップンカーとあいさつしましょう。
ここからはアユタヤ遺跡を巡る旅です。先ほどとは方向が異なります。こちらはその日だけツアーを入れました。アユタヤとは1350年から400年あまり、ビルマに滅ぼされるまで栄えた国です。独自の仏教や寺院が発達し、それらが保護されて、今日に姿をとどめているものがあります。

まずはワット・ヤイ・チャイ・モンコンです。僧侶たちの瞑想や修行のために建てられたとされています。大きな塔が特徴的です。
アユタヤ遺跡の中には崩れかけていたり、建物が一部なかったりするものも多くあります。先に書いたビルマの侵攻により破壊されたためです。ワット・ヤイ・チャイ・モンコンはアユタヤ中心部からやや離れたところにあるため、それを免れて比較的建造物が姿を残しています。

次は象に乗る体験をします。タイと言えばこれも欠かせないアクティビティ。大きな象の背中に乗って遺跡のまわりを一周します。背中は結構揺れました。
オーストラリアのときもそうでしたが今回も3泊4日すべて晴れでした。そのため青空の写真ばかりとなっています。海外旅行での快晴続きはかなり嬉しいポイントです。

次はワット・マハータートです。こちらも戦争によりかつてあった壮麗な寺院の大部分が破壊されてしまっています。今の建物で言う基礎のような部分しか残っていないところも多いです。しかし礼拝堂や仏堂、回廊があった名残を見ることができます。
この遺跡の中で有名なのは木の根元にある仏像の頭の部分でしょう。激しい戦火で頭が落ちてしまいそれが木の根に覆われて今の独特な姿になったと言われています。

続いてワット・プラシー・サンペットです。こちらは塔が3つ建っています。アユタヤ王朝時代の3代の王が祀られています。
ここまで書いていませんでしたが、ワットというのが寺院という意味です。しかしここはワットの名がありますが寺院ではなく、あくまで王を収めた場所です。ただし王と仏が同じような扱いとなって今ではこのような名前になっているようです。

最後はワット・ロカヤ・スターラームです。大きな涅槃仏が横たわっています。この遺跡は大規模に破壊されており残っているものはほとんどありません。この像は再建されたものです。
記事長さの関係で割愛しますが、これだけではなくアユタヤにはもっと多くの様々な遺跡があります。夜になるとライトアップするところもあり、昼間とはまた別の表情を見せます。
以上でタイ編は終わりです。スワンナプーム国際空港に戻って飛行機に乗りました。帰りは普通に中部セントレア行きの便です。深夜に出るのでタイを1日観光できる日程を組むことができます。機材はA350-900で9割ほどの搭乗率でした。
海外旅行帰りで疲れたとはいえ機中泊はなかなか眠れず、バンコクからは6時間くらいありますが3時間ほどで起きてしまいました。ちょうど地平線から太陽が昇る時間でした。不思議ですが、どっと疲れている中でも雲の上から日の出を見るとやっぱり海外旅行はいいものだなあと思い、その疲れさえも快く感じました。
タイは時差もそこまでなく、最先端の都会も遺跡を同時に味わえる素晴らしい観光地です。ぜひ行ってみてください。