柳ケ瀬グラッスル35が開業!徹底レポート

岐阜の柳ケ瀬グラッスル35が開業しました。このビルは岐阜駅から北へ1kmくらいに位置する再開発です。商業店舗、子育て支援施設、タワーマンションから構成されます。3月ごろに完成し、店舗が順次開業していっています。

もともとは高島屋南地区再開発と呼ばれ、数十年前から共同建て替えの計画がありました。景気の波などもあり長年右往左往しましたが、平成末期になってようやく規模が確定、工事が始まりました。

タワマンは35階・132.64mの規模で、駅前のビルと比肩するランドマーク性を誇ります。今回はその柳ケ瀬グラッスル35を徹底紹介していきます。

少し南の金公園から見ます。実はこの金公園もリニューアルが行われました。整然とした姿になり、以前より開放的になりました。

右に見えるのが商店街の入口。岐阜のアーケードはかなり規模が大きく、大須より大きいのではないかと思います。ただし賑わいという点では微妙。昔の店舗そのままのところも多く、賑わいの減少や老朽化が課題になっていました。

そこで再開発をする計画が持ち上がり、今に至ります。これだけ多くの地権者がまとまって共同建て替えというのはなかなかありません。柳ケ瀬の地位低下という危機感と、明るい未来にしたいという強い気持ちがこのビルにつながっていると思います。

分譲マンションはザ・ライオンズプレミストタワー35という名前です。その名の通り大京と大和ハウスが参画しています。コーナー部がガラス張りでかっこいいです。

全335邸を供給しています。これは近年の岐阜のマンションでは最も多い住戸数となります。

メインエントランスは建物南西。大きな吹き抜けが出迎えてくれます。グラッスルとは「ガラス」「グラス」「キャッスル」を掛け合わせた造語です。

左にロゴがありますが、上(水色。ガラス)が清流長良川のようなガラス張の壁面、真ん中(緑、グラス)が自然豊かな岐阜をイメージさせる緑、下(橙、キャッスル)が金華山にそびえる岐阜城をイメージしています。

ビル名の後ろに階数が付くのはもはや恒例ですね。

建物が商店街と一体的に整備されました。こちらは北東側にあるイベント広場「Gテラス」です。アーケードに面した側であり、人通りも多く賑わいがあります。

奥に行くと店舗があります。飲食、美容、薬局、サービスなどバランスよく入っている印象です。

3階には健康運動施設「ウゴクテ」があります。商店街に来たついでにちょっと運動というのもいいかもしれませんね。

ただ設備があるだけではなくアドバイザーなども待機しており、最適な健康増進ができそうです。

4階は子育て支援の「ツナグテ」があります。遊びを通して学び、成長し、探求力を高め、天候に関係なく遊び込める場所となっています。

ガラスやサッシ、全体的な外装デザインはメタリック感を強調したような印象を受けました。個人的にはタワーズの桜通口1階2階を思い出しました。最近のビルだとあまり多くない気がします。

屋外にはテラスもあります。屋上緑化が行われており緑があふれています。

ベンチがないので一息つくことができません。ゆっくりできないのが少し残念かなと思いました。

ストリートピアノも置いてありました。最近は多くの場所で目にするようになりましたね。

右に見えるモザイクアートは4月頭のビル開業記念のワークショップで作成されたものです。

低層部の店舗は全部入っているわけではありませんが、徐々に入居率があがってきているようです。先週は1階の核店舗となりVdrugが入りました。

もともとこの地に存在していた店舗は新ビルに入っているでしょうか。全部が全部は入っていないように思います。チェーンばかりだと味気なくなるので柳ケ瀬のカラーが出るといいのですが・・・

最後は南西から見た様子です。十分かっこいいですがより存在感を発揮するのは遠景で見たときでしょうね。これまで遠くから岐阜を見たとき超高層が建つ駅前はすぐわかりましたが、柳ケ瀬はどこかわかりませんでした。しかし今ではこのビルがランドマークとなって柳ケ瀬が一目瞭然です。

駅前に今後さらにタワマンが増えていき、岐阜のスカイラインはさらに盛り上がっていきます。楽しみですね。

いかがでしょうか。柳ケ瀬グラッスル35は商業、公共施設、タワマン一体型の複合施設です。今後柳ケ瀬の賑わいが戻ってきて、これまで以上になることを期待しています。

コメント

  1. 哀愁ヒーロー Part1・Part2 より:

    岐阜市にある柳ケ瀬グラッセル開業したことで飲食店や美容、薬局などが入っているのはマンションですね❣️