14階建てオフィス 第2三交ビルが着工

1月26日、第2三交ビルの起工式が行われました。これに先立ち事業者の三交不動産から新ビルの詳細に関するプレスリリースが出ています。

第2三交ビルは、2020年に竣工した第1三交ビルの北西の敷地で建設中のオフィスビルです。14階建て60m弱の規模です。

名駅東2つのオフィスビル 工事が本格化

少し前の建設状況はこちらで紹介しています。

プレスには、新築工事着工と合わせて、新ビルが東海地区で初めてCASBEEスマートウェルネスオフィス認証最高位ランクを取得したとあります。

利用者の健康性、快適性の維持増進を支援する建物の使用や性能に関して、新ビルが高い評価を得ていると言っていいでしょう。

引用三交不動産 ニュースリリース(PDFファイル)

新しいパースも公開されました。基本的には以前のものを踏襲していますが、低層部の意匠がよりはっきりしています。

3階までが大きな吹き抜けとなるようで、広場上内部空間という、建物内にありながら開放的な空間ができる見込みです。

内観パースです。木のルーバーが曲線的に配置されています。大規模地震発生時には帰宅困難者の受け入れ空間にもなります。

建物は敷地から4m~8.7mセットバックし、快適な屋外空間を創出します。小さなポケットパークもできる予定です。

他にも、新ビルは環境配慮への積極的な取り組み、立駐などによる駐車場の100台以上確保、フレキシブルなオフィス空間の提供などが特徴です。

60m弱というと小粒な感じがしますが、延床2万平米を超えているのでそこそこ大きな開発です。実は80m級の名駅4丁目OTプロジェクトよりも大きいです。

今回着工と言うことでこれから本格的に基礎工事が進むことでしょう。年末くらいにはタワークレーンが登場してくるでしょうか。

大通りから1本中に入ったこの場所も街並みはどんどん更新されていきそうですね。完成は2024年春の予定です。

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