ポートメッセ新第1展示館の建設状況 2020.12

ポートメッセ新第1展示館は、老朽化した現第1展示館の移転新築として工事中の建物です。展示場問題に関しては県と市でいざこざがありましたが、最終的に金城ふ頭駅南の敷地に新展示館を建設することになりました。

現第1展示館は1973年竣工の円形の建物で、展示面積は1万平米強。プランが使いにくい上に老朽化が問題になっていました。新第1展示館完成後は取り壊され、レゴランドの拡張用地になる予定です。

ポートメッセ新第1展示館の建設状況 2020.8

前回から4か月半ぶりの取材です。

金城ふ頭駅から見た様子です。ついに躯体工事が始まりました。年明けあたりからかな、と思っていたのですが、予想より早く地上躯体が登場しました。

かなり迫力があります。延床4万、展示面積2万の規模です。1号館解体以降も2号館3号館とこの建物を合わせて4万の展示面積を確保します。

左に見えているのはあおなみ線。展示場は線路の延長線上に干渉しない位置に建てられています。あおなみ線のセントレア延伸を見据えてのものかと思ったのですが、デッキがもう少し左側に張り出してくるようで、やはり延伸は考えていないのかもしれません。(個人的には非現実的だと思っています)

最後に新1号館と現建物群の間にある三角の緑地帯ですが、仮囲いが登場し工事準備が進められていました。歩道橋やトイレやベンチは使用できなくなっています。

ポートメッセ新第1展示館の完成は2022年10月の予定です。なお、その後1号館は解体され、レゴランド2期の用地となります。どちらもコロナで厳しそうですがなんとか頑張ってほしいですね。

シェアする

フォローする

コメント

  1. より:

    名古屋城のアリーナはどうなってるんだろ?
    無事に再開発進めば良いけど。

  2. より:

    名古屋城のアリーナ、瑞穂運動場の再開発
    アシア五輪大会2026まで楽しみですが、動きが鈍すぎて、、
    金城ふ頭駅の東隣りに旅客船ターミナルの計画の話もありましたが、どうなっているのか気になります。

    • 杢目 より:

      動きが鈍すぎるとは?
      愛知県や名古屋市の公式HPをご覧になれば、お分かりいただけると思いますが、愛知県新体育館、瑞穂公園の整備事業は、両者ともに事業スケジュールに則り順調に進められているはずですよ。

  3. 尾張小牧 より:

    あおなみ線は、セントレアなんかよりもナガシマリゾートへ延伸したリゾートラインを期待したいんですけどね…。
    フェリー埠頭にある旅客ターミナルも名港西大橋をくぐらない金城ふ頭駅東部へ移転となる計画もあり、西部へ鉄道高架橋を架けることが可能ともなります。
    ナガシマリゾートへの観光客需要の他に、飛島村湾岸エリアへの通勤客、弥富南部への名古屋競馬場移転における需要などを取り込める可能性もあります。