名鉄犬山線布袋駅付近では高架化事業が行われています。対象となるのは布袋駅を含めた1.4kmの区間で、これにより同駅が高架化されます。また長年問題になっていた国道155号と交差する踏切が解消され、渋滞が大幅に改善する見込みです。
布袋駅は2017年6月10日より上り線の高架化が完了し、202年5月30日に下り線も供用開始。これにて駅施設の高架化が完了しました。

前回から5か月半ぶりの取材です。
上りホームから新たに完成した下りホームを見ます。基本的に上下線同一のシンプルな仕様です。
新たに完成した下りホームから西側を見ると地上の仮ホームが見えます。今後はこれらを解体した後、高架の留置線が建設されます。
名古屋方を見るとよく分かります。1線分の幅が取られています。この留置線は地上駅時代にもあった設備で、高架になってもその機能が引き継がれます。
待合室の様子です。個人的に駅の待合室という空間はなんとなく好きなんですよね。
コンコースの様子です。先述したようにまだ留置線の高架を造る関係で地上のレイアウトも完成形ではありません。この辺は次回取材したいと思います。
最後は新ホームに電車が到着した様子です。真っ白なバラストにスカーレットの車両がいいですね。
これで上下線とも高架化が完了しました。着工からおよそ10年、長い道のりでしたがひとまず区切りが付いたことになります。
ただし今後も留置線の建設や駅東の再開発などがあるため、布袋駅のレポートはこれからもときどきしていきたいと思います。
コメント
たしか駅前に江南市が図書館か何かを核とした複合施設を建設する予定があったような気がしますが
うろ覚えです。