概要判明!金シャチ横丁の建設状況 2017.11

名古屋城の周辺では、商業施設「世界の金シャチ横丁」が整備中です。29日には名古屋市から金シャチ横丁の店舗詳細と開業が3月29日になることが発表されました。

名古屋城周辺は飲食店などの商業店舗が少ないため、せっかく観光客が来てもほかに見るものがなく、滞在時間が短くなりがちという背景がありました。そこで観光客の回遊性を高め、名古屋城の観光価値をもっと上げようと金シャチ横丁が計画されました。

金シャチ横丁は正門と東門の2か所で整備中です。合わせて全17店舗が出店します。順番に見ていきましょう。

正門付近は「義直ゾーン」と名づけられています。名古屋の食文化を代表する店や土産屋を中心に12店舗が出店します。山本屋総本家、矢場とん、両口屋是清など名古屋色を前面に出した構成です。

建物はほぼ出来上がっています。これから内装工事が本格化していくと思われます。

東門付近は「宗春ゾーン」と名づけられています。これからの名古屋の食文化を引っ張っていく若手経営者による店舗が中心とするそうです。ラーメン屋や串揚げ、グリルなどバラエティ豊かな7店舗が出店します。

仮囲いからハイアングルで撮影。名古屋城のイメージに合った和風の建物ですね。

同じような取り組みは大阪でも行われていて、今年6月には「JO-TERRACE OSAKA」がオープンしています。大阪城公園の周辺も飲食店舗が少なかったために新たにオープンした「JO-TERRACE OSAKA」が大人気となっているようです。金シャチ横丁も同様の効果が期待できます。

金シャチ横丁の登場は名古屋城の観光価値を大きく上げることになりそうですね。開業日は来年3月29日です。