御園座タワーとその周辺の状況 2017.10

グランドメゾン御園座タワーは旧御園座会館の跡地に建設されている高さ150m(最高部160m)の劇場一体型の超高層マンションです。構成は、4階までが劇場、5階~40階が積水ハウスのマンション「グランドメゾン」となります。年末あたりから入居開始の予定ですが、既に全戸完売しています。

2か月半前の状況はこちらから。

御園座タワーとその周辺の状況 2017.8

2か月半ぶりの取材です。現在は内装工事の総仕上げの段階と思われます。上層階にはまだ一部ネットが残っています。

劇場のエントランス周りの工事が盛んに行われています。仮囲いはなくなり、その様子がわかるようになっていきました。

こちらがエントランス。劇場らしく天井や壁が赤色に塗られています。以前の建物と違い、劇場という非日常感を味わえる魅せるエントランスですね。

1階には「御園小町」という食品売り場やカフェができます。芸術や文化の街にふさわしい落ち着いた和の空間をもつ「食のテーマパーク」を謳っています。

現在は内装工事が急ピッチで進んでいます。歩道も広くなりました。

この界隈の他の動きを見てみます。

以前は碧海信金ビルを書きましたが今回は岡崎信金ビルです。こちらも碧海に負けないクオリティの高い意匠ですね。9月25日から稼動開始しています。

1階にはからくり山車「童子車」が展示されています。非常に精巧にできています。誰でも自由に見学できるのでぜひ行ってみてください。

前回レポートした、御園座の街区の北西角にあったパチンコ店の跡地や、東鮓本店跡地に建設されるホテルなどは大きな変化はありませんでした。

名古屋三座の中では名鉄ホールが閉館、中日劇場も来春閉館予定と寂しい状況です。御園座には「芸どころ名古屋」を盛り上げる劇場としてがんばってほしいと思います。

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