千種ビル群 ニュータワービル以外姿消す

千種駅徒歩1分のところにある住友系のビルが立ち並ぶ「千種ビル群」の解体が行われています。昨年の後半から本格的に動き出し、高層ビルのニュータワービルを残してほぼ作業が終わったようです。

前回から半年ぶりの取材です。

跡地はタワーマンション?解体進む千種ビル群

敷地北西から見た様子です。低層のビル群が並んでいましたが、すっかり姿を消し、左のニュータワービルがよく見えるようになりました。

ニュータワービルの解体には着手していません。どうもビル内に残っているテナントがあり退去について揉めていると聞きました。真相はわかりませんがそれが原因で他のビルは解体完了してもいまだにタワービルには着手できていないのかもしれません。

跡地はタワマンと低層商業施設が濃厚ですが、タワービルの解体遅れが再開発計画に影響を及ぼす可能性もあります。

西から見た様子です。奥の方に少しだけ残骸が残っている場所が見えます。ここを解体すればタワービル以外は片付いたことになります。あと1か月程度で撤去できるでしょう。

しかしタワービルの解体はこの大きさなら1年くらいはかかります。去年の段階では新ビル着手は2025年くらいと思っていましたが、この分では早くて2026年でしょう。ただしタワービル以外の敷地を先行開発するなら2025年でも可能です。

最後は東側タワービルのエントランスです。案内はありませんが張り紙の文言を見るにまだテナントが入っていると推察されます。

右の仮囲いは北側のビル解体によるものであり、やはりタワービルの解体はまだだと思います。

2026年までに割と大型開発が終わるので、千種ビル群跡地はその次のプロジェクトとして有力候補です。テナント問題もなんとかうまくいってほしいなと思います。

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