ポートメッセ新第1展示館の建設状況 2022.3

ポートメッセ新第1展示館は、老朽化した現第1展示館の移転新築として工事中の建物です。展示場問題に関しては県と市でいざこざがありましたが、最終的に金城ふ頭駅南の敷地に新展示館を建設することになりました。

現第1展示館は1973年竣工の円形の建物で、展示面積は1万平米強。プランが使いにくい上に老朽化が問題になっていました。新第1展示館完成後は取り壊され、レゴランドの拡張用地になる予定です。

ポートメッセ新第1展示館の建設状況 2021.10

前回から4か月半ぶりの取材です。

歩道橋から新第一展示館とコンベンション棟を見ます。どちらもかなり仕上がってきました。

南西面です。湾曲したデザインが特徴的です。最終整備が続けられています。

この建物は延床面積ベースで4万、展示面積で2万となります。金城ふ頭の建物の中では一番大きいでしょう。

南から見た様子です。ガラス張りの下部と黒いパネルの上部がうまく融合しています。

全景です。これまでの第2第3展示館とは違ったカッコいい趣です。

なお、現第2展示館、交流センター、イベント館を取り壊して新第2展示館を建設する高層も持ち上がっています。展示場を2フロアにすることで、展示面積を金城ふ頭全体で6万平米にするとのことです。

入口のドアと比べると大きさがわかります。高さは約30mあります。

北面の様子です。こちらはバックヤードになるので意匠も簡素なものとなっています。

コンベンション等の様子です。こちらはやや工事が遅れています。4階は4分割できる約300平米の中会議室、3階は4分割できる約1000平米の大会議室、2階はレストラン、1階は多目的スペースやバス昇降場になるようです。

最後にあおなみ線の線路の先を見た様子です。延伸方向に完全に干渉するような配置になっています。まあ延伸の話は立ち消えでしょうね・・・

工事が佳境に差し掛かってきたポートメッセの新展示館。完成はコンベンション施設も合わせて2022年10月の予定です。

シェアする

フォローする

コメント

  1. すもも より:

    個人的にはポートメッセは、この新1号館と交流センターだけでいいと思う
    現状の2号館や3号館も全部壊して、あのエリアを全部レゴランドにするくらいの
    思い切ったことしてもらいたい
    逆に名古屋は、そういうことが出来ない土地柄だからな…

    • 杢目 より:

      辺鄙な空港島には県の展示場、そして今回の新1号館の開業で、名古屋圏における展示場供給量は需要スレスレに迫るものと思われます。そんななか、さらに2号館と3号館を建て直す方が、よほど「おぅ、思い切った行動をするものだねぇ」と思わされますね。個人的には。

  2. ドルオタ より:

    ポトメは名古屋中心部から近いけど、駐車料金が以前の倍近くに跳ね上がったし、週末にイベントをやる場所まで、親子連れや若者でごった返すエリアを歩いて抜けなくちゃ行けないから、主催者には使ってほしくない。
    ASEは確かに辺鄙な場所だけど、空港島に渡る橋さえ料金払えば、駐車料金は安いし駐車場から建物も近い。