高島屋南地区再開発の建設状況 2021.8

高島屋南地区再開発は岐阜の繁華街、柳ヶ瀬で予定されている再開発事業です。低層部に店舗、高層部にマンションという構成で、35階・132.64mの規模です。名称は「柳ケ瀬グラッスル35」に決定しており、2023年2月に竣工予定です。

柳ヶ瀬は駅から北へ1kmほど行ったところにあり、長らく岐阜最大の繁華街として栄えていましたが、地方都市の例にもれず郊外型モールの台頭で求心力を失っていきました。また岐阜の場合は路面電車の廃止や名古屋市内への流出も痛手となり、中心市街地の衰退に拍車をかける形となっています。

高島屋南地区再開発の建設状況 2021.2

前回からちょうど半年ぶりの取材です。

タワークレーンが2基体制になりました。現在9階付近を建設中です。

手前に「柳ケ瀬グラッスル35」という施設名が大きく掲示されています。また隣には商業施設テナント募集の文字も。1階2階は商業、3階は交流施設やフィットネススタジオやジム、4階は子供支援機能を中心に屋内遊具施設、アトリエ、託児所などが配置されます。

マンション部分は「ザ・ライオンズ岐阜プレミストタワー35」となっています。大京と大和ハウスの名前が入っています。

他の多くの現場と同じようにここも先にマンション部分を作り後で低層部をつくるという順番のようです。

商店街の様子です。コロナのせいもあってかやや人は少なめ。再開発の完成によって人が戻るといいのですが・・・

右が工事エリアで、完成後は商店街の新ビルとをつなぐ吹き抜けのエントランスとなる予定です。

今回はシティ・タワー43に行けなかったので写真はありませんが、もう少ししたら遠目からでも目立ってくる大きさになると思います。楽しみですね。