みなとアクルスにライブハウス!2025年春開業

先日、みなとアクルスに新たなライブハウスが建設されることが明らかになりました。2025年春の開業予定です。

東海地方では1000人~2000人くらいのホール不足が深刻になっています。池下の厚生年金会館や中日劇場など、ここ最近相次いで同クラスのホールが閉鎖し、ライブ会場が少なくなっていました。そのためささしまのZEPP名古屋はほぼフル稼働となっており、箱不足とそれに伴う機会損失が問題化していました。

そこで在名テレビ局や東海エリアのコンサートプロモーターなどが一緒となり、新たなライブハウスを整備するために建ちあがりました。既に合同会社「ポートベイス」が設立されており、開業に向けた準備が加速していきそうです。

引用合同会社ポートベイス 公式サイト(以下の資料も同様)

外観パースです。斜めにカットされているのが若々しい印象と言うか、かっこいいです。これからのエンタメの発信拠点という感じですね。

収容力はスタンディング合わせて2280名、座席使用で1082名です。ZEPPより少し大きいです。同クラスのコンサート需要の受け皿になることが期待されます。

また、コンサートでの使用はもちろんのこと、演劇での使用も想定した作りになるそうです。舞台美術を仕込むに適したスペースや必要な天井高を確保するなど構造的に演劇も上演しやすくします。

夜景エントランスパースです。建物単体だけでなく、周辺にグッズ売り場を展開したり、屋外型の飲食施設をつくることで賑わい創出につながりそうです。

敷地はみなとアクルス2期の南西側です。ここのところほとんど動きがありませんでした(このカテゴリの記事は実に3年ぶり)が、久しぶりの明るい話題ですね。エンタメ性の高い施設が来るのは残る2期施設にとってもいい影響があると思います。

当初の予定ではキッザニアでした。こちらはどうなっているのでしょうか。まだ広い敷地はあるので整備は可能です。今後に注目です。

個人的には今回地元のテレビ局やエンタメ関係者が一丸となって整備に向かったというのがうれしく感じました。ライブハウスが不足することによる若者文化の発信減や、コンサート需要の取りこぼしをなんとか克服し、地元を盛り上げていこうという感じがしてとてもいいです。

パースをよく見ると2025年3月1日19時スタートとなっています。時間はともかく日付はもう確定で、それに向かっていろいろ進んでいくのでしょうね。施工者などの情報はまだありません。工事が始まったらレポートしていきます。

延床面積は3838.05平米、高さは18.5mとなっています。

みなとアクルスにとって久々の明るい話題となったPORTBASE。ライブ会場が新たにできれば、それに参加する若者の間でみなとアクルス自体の知名度もさらに上がっていくと思います。残る2期も合わせて今後の進捗に期待したいと思います。

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コメント

  1. ありがトーレス より:

    https://www.chukei-news.co.jp/news/2023/04/21/OK0002304210101_01/

    ファイティングイーグルスの件も出ましたね。