ポートメッセ新第1展示館の建設状況 2021.3

ポートメッセ新第1展示館は、老朽化した現第1展示館の移転新築として工事中の建物です。展示場問題に関しては県と市でいざこざがありましたが、最終的に金城ふ頭駅南の敷地に新展示館を建設することになりました。

現第1展示館は1973年竣工の円形の建物で、展示面積は1万平米強。プランが使いにくい上に老朽化が問題になっていました。新第1展示館完成後は取り壊され、レゴランドの拡張用地になる予定です。

ポートメッセ新第1展示館の建設状況 2020.12

前回から2か月半ぶりの取材です。

金城ふ頭駅から見た様子です。躯体が横に伸びてきました。一部外壁の取り付けも始まっています。

南から見た様子です。延床4万、展示面積2万の規模は現展示館のどの建物よりも大きく、迫力があります。

西側には特徴的な曲線を描いた鉄骨が出現。金城ふ頭駅から伸びる歩行者デッキとなります。なおこの構造物はあおなみ線の延長線上にあり、どう見ても線路の延伸に対応しているようには見えません。

南から全体を見た様子です。新第1展示館の完成は2022年10月の予定です。

続いては三角地帯で建設が進められているコンベンション施設の状況です。仮囲いが登場して工事が動き出したようです。

4階建て高さ23.48mで、延床面積は1万弱、着工は4月1日となっています。4階は4分割できる約300平米の中会議室、3階は4分割できる約1000平米の大会議室、2階はレストラン、1階は多目的スペースやバス昇降場になるようです。

その北側(写真左側)には12階建てホテルも開業という話がありましたが、動きはありませんでした。コロナで見直しになったのかもしれません。

中を見てみると重機がたくさん運び込まれているのがわかります。すでに準備は進んでいますが4月1日をもって正式着工ということでしょう。

こちらも完成は展示場と同じく2022年10月の予定です。

これらが完成すると現第1展示館の取り壊しが可能になります。同時にレゴランドの拡張が行われることを意味します。金城ふ頭開発は次のステージに進むことになります。

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