中部国際空港LCCターミナルが開業!徹底レポート

今回と次回は仙台編です。9月に仙台へ遠征してきましたのでその様子をお伝えしたいと思います。といっても今回は仙台へ行く前に利用したLCCターミナルの開業レポートです。

新しいターミナルは、急増する需要に合わせて整備されたLCC用のもので、ちょうど1か月前の9月20日に開業しました。国際線300万人、国内線150万人の受け入れが可能で10のスポットを備えます。以下、従来のターミナルをT1、LCCターミナルをT2とします。

T2は少し離れた場所にあり、アクセスプラザに到着したらT1とは逆の左に進みます。私が行ったときはT2が開業してからまだ数日だったため係員が案内していました。今回利用するエアアジアジャパンも大きく宣伝していますね。

車で来る場合はそのまま動く歩道を南下します。端まで行くと昨年開業したFlight of Dreamsに繋がる通路があるのでそちらへ進みます。

T2へはFlight of Dreamsの中を通る構造になっています。ちなみにFlight of Dreamsは開業1周年を迎え、客足も予想を上回る推移とのことです。

大人も子供も楽しめる!FLIGHT OF DREAMS

Flight of Dreamsを抜ければT2はすぐそこです。2階の出発ロビーに着きます。

建物内の様子です。左が国内線、右が国際線です。LCC向けターミナルらしい簡素なつくりです。

特に国際線側は大幅に余裕があります。未使用カウンターが多く並んでいました。

さて、今回は仙台へ飛び立ちます。チェックインを済ませ保安検査場を抜けます。

保安検査場から飛行機まではかなり歩きます。床面には470mという表記があります。

簡素なつくりながらも滑走路を模した床面や照明などが工夫されています。

ところどころにどれだけのカロリーを消費したかという表記があります。

外の景色が見えてきました。が、飛行機はまだ先です。まだまだ歩きます。

待合室まで来ました。店舗は小さなカフェや土産屋が各1つずつと、LCCらしく必要最小限のセットです。国際線は免税店などがもう少し充実しているようです。

右の壁の向こう側にも椅子が並んでおり、利用客の数に対して現在はかなり余裕がある状態です。

チケットをチェックし、さらに歩きます。ここで階段で地上階まで下ります。

エプロンに出てからはもう少し歩きます。最後にタラップで機内に入りました。

機内は搭乗率8割といったところでしょうか。朝10時くらいとちょうどいい時間に到着できるので人気のようです。これまでANAしか運行していなかった路線に価格の安いエアアジアが切り込んだ意義は大きいと思います。

帰りは搭乗率6割くらいでした。1日だけしか見ていないので何とも言えませんが、LCCとしてはちょっと厳しい搭乗率でしょうか。セントレアに拠点を置くエアアジアですから、何とか頑張って欲しいですね。

そして帰ってきてからもやはり歩きます。ですが単調にならないように東海地方の名物などを描いた絵が壁の随所に描かれていました。最後は国際線の到着口と合流して待合室に到着します。

歩く距離が多くなったり、たくさん荷物を預けようとすると追加料金がかかったり、機内が狭かったりといろいろ制約があるLCCですが、私は国内線のような短距離フライトならそれでも割と平気なので、新たにできたT2を応援する意味でも今後は積極的に使っていこうと思いました。

また、T2は現状の利用客数に対してオーバースペックに見えますが、一昔前では予想も付かなかったインバウンド需要の増大など、今後何があるか分かりません。これからの航空需要の発展や成長を考えた先行投資として、T2整備を評価したいと思いました。

コメント

  1. たぬ より:

    セブ・パシフィックとタイガーエアが移転を発表しているので、これから増えていくと思います。

  2. 徳田新之助 より:

    いつもは駐車場予約して近くにとめてたけどターミナル2利用する時は 駐車場予約しない方がいいですね( ̄▽ ̄;)

  3. 東垂水 クニ子 より:

    足の悪い人にはちょっときついですね
    手すりもない❗歩く歩道もない❗ところどころ座れる場所(椅子など)もない❗大変疲れました❗
    帰りはそんな距離が無かったのですが
    とにかくきつかったです‼️