グランスイート千種タワー

グランスイート千種タワーは千種区にある30階・101.3mのタワーマンションです。平面形状が長方形ではなく、モノトーンカラーかつランダムなガラス手すりがついているなど特徴的な外観を持っています。

延床はやや少なくスレンダーなタワマンとなっています。そのため戸数は164戸と高さの割に控えめです。

 住所  千種区内山1
 高さ  101.3m
 階数  30階
 敷地面積  2,764.59 m²
 建築面積  759.31 m²
 延床面積  17,121.33 m²
 竣工  2010年
 建築主  丸紅
 設計  奥村組
 施工  奥村組

南西から見た様子です。モノトーンが印象的です。単調にならないように低層階はチャコールグレーですが高層階はホワイトというようにグラデーションしています。上に行くにつれて明るい色になっていき軽快感があります。

平面形状も特徴的。一般的に長方形が多い中ここは八角形です。そしてランダムなガラス手すり。これらが組み合わさってグランスイート千種タワーは他にはない独特な存在感を放っているのです。

ちなみにグランスイートは丸紅のブランドです。市内で同ブランドを冠する丸紅純正のタワマンは唯一です。なお名駅には東京建物と合同のブリリアタワー名古屋グランスイートがあります。

低層部です。南西から見た様子です。駐車場は106台確保。全戸分はないようです。しかしアクセスは千種駅や車道駅や今池駅が徒歩5分程度と比較的便利な立地なので、鉄道を使った生活スタイルでも十分行けそうですね。

1階にエントランスラウンジ、2階にゲストルーム、21階に居住者用の共通ラウンジがあるようです。

価格は2600万円から1億2600万円程度とのことで、上層部は億ションになっているようです。地上100m付近ともなれば西側の部屋は都心ビューが存分に楽しめそうですね。

近辺には同じくらいの高さの建物がなく、今後も建つ可能性が低いことから、高層階なら将来的にわたって眺望が確保されていると言えそうです。

北側から上層階を見上げた様子です。裏側となる面でもバルコニーの手すりはランダム。オンリーワンの存在であることを求め、手を抜くことなくデザイン性を追求しています。

こちら側にはエレベーターなどがあります。台数は3基。少ないように感じますが戸数がそれほど多くないのでこれでもいいかもしれませんね。

最後は少し離れて見た様子です。グレーのシンボリックなタワーが青空や沿道の緑と高コントラストをなしていて美しいです。

上層階に向かって明るくなるグラデーションですが、太陽光の当たり具合によって時間帯ごとにまた別の表情を見せるのがいいですね。

グランスイート千種タワーは高さは100m程度と普通ですが、外観に他のタワマンにはない面白味があります。いろいろな角度から見るのがおすすめです。

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