ジブリパーク魔女の谷開業 全エリア出揃う

3月16日、ジブリパークの残された最後の1エリア、魔女の谷が開業しました。これでジブリパークは整備予定のエリアがすべて開業し、フルオープンとなります。

もともとジブリパークは2017年に発表された構想でした。すごいコンテンツが愛知にできる、と当時は興奮したものでしたが、あれから7年しついに完成を迎えたのです。

当ブログは工事中の様子はお伝えしてきましたが、開業レポートを1回もしていません。今回も全エリアオープンを記念した概観記事で、内部のレポートはありません・・・早く行くようにします。

魔女の谷エリアはジブリパーク最大の面積を誇るエリアで、他エリアよりもアトラクション系の乗り物が充実しています。

またグッズショップもかなり種類があり「13人の魔女団」「ハッター帽子店」「魔女の本棚」など楽しめること間違いなしです。

私がやはり気になっているのは今後の拡張計画です。今のところは予定がありませんが、話題性や観光誘致のためにはやってほしいです。まだまだエリア化していない名作映画がいくつもあります。

ちなみに先日アカデミー賞をとった「君たちはどう生きるか」のものも少しだけ出てくるようです。

パーク内の乗り物としてネコバスも稼働開始します。どんどこ森ともののけの里エリアを結ぶ専用道路の片道約2kmを10分かけて走行。通常は関係者以外立ち入り禁止の森の中を走ります。新たにオープンする魔女の谷のハウルの城などを車窓から見ることができるそうです。

シートは柔らかくふわふわした手触りになるよう毛足の長い素材を採用するなど、本物のネコバスっぽくなるような工夫もなされています。

リニモはジブリパークのラッピング車が走っており、開業の機運を盛り上げます。子供やジブリファンには人気でしょうね。

さてリニモは今年で開業20周年となります。近代的な車両と駅は今でも全く古さを感じさせません。万博終了後は利用者があまり伸びず苦しい時期もありましたが、地道な沿線の乗車誘致活動やイケアとイオンモールの相次ぐ出店のおかげで利用客数が伸びました。

そしてジブリパークは最強の追い風になりました。コロナ禍で落ち込んだものの、相次ぐエリアの開業で一気に回復。統計によると今年の利用客はなんとコロナ前を超える勢いです。おそらくジブリパークの効果でさらに伸びるのは確実かと思います。時間はかかったものの、整備した路線がしっかり成長し、地域の観光の足となっていることをうれしく思います。

ということでジブリパーク開業おめでとうございます。日本が世界に誇るコンテンツが愛知県にできたのは誇らしいことです。末永く愛されることを願います。

コメント

  1. イオン岡田 より:

    ジブリはサブスク解禁しないと若い世代に刺さらない可能性がある
    海外ではやってるのに残念