三井が攻勢!岡崎アウトレットに安城ららぽーと

6月上旬、岡崎や安城に相次いで大型ショッピング施設の出店が明らかになりました。いずれも三井不動産の店舗です。

岡崎に出店するのは三井プレミアムアウトレット、安城にできるのはららぽーとです。それぞれ詳しく見ていきましょう。

引用愛知県 商業・まちづくりガイドライン提出状況一覧

こちらは岡崎のアウトレットです。山の中を切り開いて作る感じなので敷地は広大な15万平米です。延床は6.9万の大きさです。建物よりもまわりを取り囲む駐車場がかなり多く見えますね。

現在東海地方にあるアウトレットは、三井のジャズドリーム長島、三菱の土岐プレミアムアウトレットです。意外にも愛知は初出店となります。規模的には土岐と同じか少し大きいくらいでしょうか。

こちらは2階です。そういえば先日ジャズドリーム長島に行きましたがすごい人でした。あちらは周辺にナガシマリゾートがあるのも大きいでしょうね。アウトレットでお気に入りを見つけるショッピングも楽しいものです。

アクセスは基本道路になりそうです。最寄りは名鉄の本宿ですが歩くのには少し遠いです。オープン直後はシャトルバスくらいは出るかもしれません。

着工は2024年5月、完成は2025年10月ごろとなっています。

次はららぽーと安城です。こちらはかつて商業施設「ザ・モール」があった場所です。ここに17万平米の巨大な建物ができます。

愛知県内のららぽーとはみなとアクルス、東郷につづいて3店舗目ですね。

ただし建物がL字なのは初めてのパターンかと思います。右上の部分は大きな吹き抜けのようです。真ん中に吹き抜け(センターコート)を設けるスタイルは他店舗を踏襲しているようです。

こちらもアクセスのメインは車になりそうです。そのため膨大な量の駐車場がつくられるのが図からわかります。

3階は非物販店舗が多いです。アミューズメントなどが入るのでしょう。

最近はただのショッピングモールだけでは差別化できないので、コト消費的な要素を入れたり、地域に開かれたイベント広場を併設したりするなど、従来にはなかった仕掛けを投入するところが多くなっていますが、ここはどうなるでしょうか。

4階はほとんど屋上設備スペースに見えますが、少しだけ非物販エリアがあるのが気になりますね。

着工は2023年10月、完成は2025年4月ごろとなっています。

今回、三井は同時に2店も大型施設を開業させることになります。確かにアウトレット型の商業施設は初出店であり、空白地帯を埋めるような形になりますが、最近は大型SC自体が増加しており(つい最近もイオンモール豊川ができたばかり)熾烈な競争が激化すると思われます。うまく集客できない店舗は淘汰されるかもしれません。それでも三井が攻勢をかけるのは勝算ありと踏んだからでしょうか。今後に注目です。

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コメント

  1. 岡崎っ子展 より:

    市長や議員は知らないと思いますが抜道として使っていた道路のど真ん中にアウトレット作るなんて地元民からするといい迷惑です。
    あと本宿駅からじゅうぶん徒歩圏内ですよ。