ロゴマークも発表!来春開業中日ビル詳細

4月末、来春開業予定の中日ビルの詳細が判明しました。今回発表されたのはロゴマーク、タグライン、そして新たなパースです。テナント情報は分かりませんでした。

中日ビルは1966年に完成した複合ビルです。2019年には老朽化のため閉鎖、解体。2021年末から地上躯体工事が本格化し、現在は33階・158.877mの超高層がほぼ完成しています。

工事状況は1か月前にお伝えしています。

中日ビルの建設状況 2023.4

引用中日ビル 公式サイト(以下の資料も同様)

まずロゴマークです。これは上空から見た中日ビル(上が東)をそのままかたどったものですね。丸い部分はかつての回転レストランです。よく見ると中日ビルの「中」の字も、ビルを上空から見た形になっているのが面白いですね。

イメージカラーに金が使われている点や、旧ビルを踏襲している点など、大名古屋ビルヂングとの共通点が多く見受けられます。

タグラインは「これからも、まちとサカエる。」です。栄の街にありつづけるビルとして思いが込められています。

こちらは北西のエントランスの様子です。ビル全体がシックなカラーでまとまっています。このパースだとちょっとサイバーな雰囲気もありますね。

地下階は栄地下街と直結し、日々の利便性の向上だけでなく、新たな地域のにぎわいとコミュニケーションを生み出します。

こちらは吹き抜けの様子です。北西の角に設けられる予定です。テナントの詳細はわかりませんが、地下1階~3階には幅広いニーズに対応した魅力あふれる飲食・物販店舗が立ち並ぶショップ&レストランゾーンができることになっています。気軽に立ち寄れるお店から、フォーマルな場面に頼れる飲食店まで、さまざまな需要に応えるテナントが集まります。

4〜5階には、サービス系テナントやクリニックなどが揃います。以前のビルにあった「中日文化センター」や、各道県の観光事務所が集まる「全国物産観光センター」も戻ってきます。

北西の屋上庭園です。当初は回転レストランを模した円形のオブジェが設置される予定でしたが、円形の芝生広場に変更になりました。ここに座ってゆっくり栄の街を眺められるのが楽しみです。

北東側には機械室塔屋があります。西側壁面には四季の草木が施され、栄の空に美しい緑化景観を生み出します。

このすぐ下には多目的ホールが設置されます。その他会議室など、カンファレンス機能を備えた施設ができる予定で、都心型MICE施設の拠点となります。

1フロア700坪、栄エリア最大級となるオフィス空間です。栄でここまで大きなインパクトを持つ再開発はありませんでした。この立派なビルに入居することがステータスになるかもしれません。

16階には、時代に即した柔軟な働き方をサポートするオフィスワーカーのための専用ラウンジを設置。仕事の質の向上や、作業の効率化のために必要な「Business」「Lounge」「Wellness」の3つの要素を満たす設備や機能、サービスを共用空間に充実させています。

高層階には三菱地所グループのホテル「ロイヤルパークホテル アイコニック」が出店します。日本のホテルだからこそ提案できる「おもてなし」の神髄を表現し、ここにしかない体験を提供します。

最初は超高級ホテルの進出を期待していましたが、結果的に栄広場と棲み分けになった形です。開業は来年2月の予定です。

徐々に詳細が明らかになってきました。新たな栄のランドマークとなること間違いなしの中日ビル。かつてのビルのように人々に長く愛される存在になるといいですね。

開業まで1年を切りました。このビルが完成すれば栄初の本格超高層がオープンすることになり、新たな時代の幕開けとも言えます。楽しみですね。

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コメント

  1. これきよ より:

    この辺に中部地区最大規模の家電量販店こないかな?