プラティ多治見が開業!徹底レポート

3月末、多治見駅南東地区再開発「プラティ多治見」が開業しました。商業施設、ホテル、駐車場、29階建てタワーマンションなどからなる複合開発です。今回はその様子を徹底紹介します。

この再開発はかつて存在していた「プラザ・テラ」を解体して、隣接していた低度利用の敷地を合わせて複合施設を建設したものです。

名称の「プラティ」は、多治見市の花の一つである桔梗の学名「プラティコドン」や、ぷらっと立ち寄れる場所、ちょっとお茶(ティー)でも、などから来ています。

それでは様子を見ていきます。新施設は多治見駅のペデストリアンデッキ直結となっています。スーパーや医療モールもあるので駅近で生活が完結します。

合計床面積は5万弱です。うち商業棟が1万、タワマンが2.3万、駐車場が1.4万ほどとなっています。

施設全体です。駅は橋上駅舎なのでメイン動線は2階レベルです。1階は自動車が乗り入れていて歩車分離がなされています。曲線を描くテラスが印象的ですね。

商業店舗は全部で25店が入ります。現在はまだ全店が入っているわけではありません。

順番に見ていきます。1階はスーパーマーケットの三河屋が出店。あまり人はいませんでした。まだあまり認知されていないんでしょうかね。

1階にはほかに郵便局や100円ショップなどの生活利便施設があります。

こちらは2階の雑貨屋やカフェです。緑が多くおしゃれな空間となっています。その他テナントとして保険や携帯ショップなどが入っていました。

内装は全体的に温かみのある暖色系等となっています。

一方隣に目をやると・・・こちらはがらんどうです。どうやらフードコートになるらしいですがまだ入っていませんでした。

3階です。こちらも空です。さきほどの空間は内装も完了していてあとは家具類を搬入するだけですが、こちらはその前の段階です。

コロナの影響を引きずっていてリーシングがうまく行っていないのか、採算性の問題なのか、いずれにしても早くテナントが決まって賑わいを見せてほしいですね。

建物には屋外テラスもあります。開放的な空間で陽気のいい季節はつい外に出たくなるようなります。イベントが出来そうな場所もありました。

次はマンション棟(ミッドライズタワー多治見)を見ていきます。29階・96.49mの規模で全200戸あまりが完売しています。

黒っぽい高級感のある外観が目を引きます。周囲にこのクラスの建物はないため、名実ともに多治見のランドマークになっています。

車寄せです。エントランスの雰囲気もいい感じです。マンションはこの複合再開発の中で一番奥に立地しており、駅近でありつつもプライバシーが守られています。

南西側から見るとかなり細く見えます。数字以上に高さを感じます。

繰り返しですがこの黒い外観はいいですね。パースでは白っぽい感じだったと思いますが実物の方がいいです。

敷地の最も南西部には小さな広場が整備されました。マンション利用者が気軽に利用することができます。

なおホテルには「くれたけイン」が出店しています。

大きく変わったのはビルだけではありません。南側道路が大幅拡幅されました。以前はすれ違い困難な狭い生活道路で、道路に日影が多かったのですがだいぶ開放的になりました。歩道もしっかり整備され安全性が向上しています。再開発は明るい空間をつくり安全を守ることにもつながるというのを実感しました。

最後は駐車場棟です。こちらも黒っぽい外観なのはマンションに合わせているのでしょうか。駐車台数はかなり多く500台近く止められます。(駐輪台数はさらに多く700台以上あります)

いかがでしょうか。プラティ多治見はさまざまな用途の施設が集まる複合開発です。多治見というと一山超えた岐阜県なので遠く感じるかもしれませんが、駅直結で名古屋まで30分と考えるとかなり好立地と言ってもいいと思います。ぜひ訪れてみてください。