名駅南二丁目計画の建設状況 2023.4

名駅南二丁目計画は、長谷工グループの総合地所などが進めている42階・149.1mのタワーマンションです。場所は以前パナソニックの工場があった新洲崎JCT北西の土地です。

名称は「NAGOYA the TOWER」に決定しています。

名駅南二丁目計画の建設状況 2022.12

前回から4か月ぶりの取材です。

タワークレーンが完全に姿を消し、足場も払われて完成形になりました。しかし垂れ幕は残っています。まだ販売が続いているためです。先日の日経新聞によると成約率は6割とのこと。コロナの影響もあってか苦戦を強いられているように思います。

やはり立地と価格のバランスがネックになったのでしょうか。名駅までは15分かかりアクセスに難がある一方、タワマンなので価格は安くはなく、手を出せない購入者が多かった可能性がありそうです。

どの価格帯が売れ残っているのか気になります。上層階の高級物件なのか、それとも低中層階なのか、それによって今後の戦略も変わってくるでしょう。

地上では外構の整備が進みます。車寄せと高級感のあるエントランス、そして四季の移ろいを感じられる庭園がつくられる予定です。

これは大規模マンションだからこそですね。中小規模のマンションにはないスケールメリットを生かした整備です。

モデルルームです。今、気になる情報が流れています。この土地が15階建てのマンションになる、という噂です。ネットで上がっているだけなので、信憑性は全く分かりません。

1期の売れ行きが予想を下回ったため、2期を低層にするというのはありえます。しかし長谷工が取得した名駅南の土地はここだけではなく、むしろモデルルーム以外の西側の土地の方が大きいです。そっちの方が2期用地としてタワマンには適地です。真相は分かりませんが、そろそろ1期完成に伴って次の動きが出てくるかもしれませんね。

少し南でも気になる動きが。トヨタレンタリースがあったところが更地になっています。さらに奥の名鉄バス営業所も移転の噂が立っており、仮に実現すれば広い開発用地となります。それこそ長谷工2期の土地とつながれば、かなり広大な敷地となります。

1期完成間近でいろいろ動きが出てきました。なおNAGOYA the TOWERのレポートはこれで最終となります。次回は竣工の様子をお伝えします。

コメント

  1. なごやん より:

    第二期も高層であって欲しい!

  2. ダーツー より:

    やはり交通アクセスに問題があるように思います。
    名駅、笹島地区また大須を含めLRTなどによるアクセスの向上がないと、あの立地が素晴らしいとは思えないですね。

    高速の脇というのも私なら躊躇する点です。

  3. より:

    早く柳橋駅整備しろよ…
    だから魅力ないんだよ

  4. 中区民 より:

    藤が丘駅徒歩十数分とかのマンションが結構あって普通に売れてること考えると駅徒歩15分だとしてもこちらの方がずっと立地良いような気がしてましたが、近くにはエディオンしかなく歩いて楽しめるような場所では無いのですよね…
    そもそも中層〜低層階って仕様が良いわけでもないのに高いのです。大手の伏見や久屋大通、上前津の駅近マンション買えちゃいます。
    首都圏を中心によくある駅前一体再開発で商業施設と一体になったタワーマンションとかじゃないと厳しいかもです

  5. より:

    むしろ名古屋初の200Mタワマンにした方が売れると思う。
    第二期があるなら絶対実現させてもらいたい。

  6. 鷲津砦 より:

    https://news.yahoo.co.jp/articles/dc65d4d125dcd6ef173d5a230431a313d0ee7bbe
    件の日経の記事から二ヶ月で、成約率は6割から7割に伸びたようですね
    まあ悪くないペースなのでは。