千種駅リニューアルほぼ完了 美しい駅に

千種駅リニューアル工事がほぼ完了しました。思えば2年以上前から工事が進められてきて、交通局にありがちな中途半端な改装に終わるのではと危惧されていましたが、その心配を見事に払拭した形となりました。その様子を紹介します。

千種駅リニューアル工事 ラストスパートへ

前回から4か月ぶりの取材です。

西から東へ。中央線乗り換え口あたりから東山線改札を見た様子です。上品な壁面や床面で整備されていて都心の多客駅としてふさわしい装いとなっています。

以前はむき出しだった天井のダクトや配管も隠されています。その分天井高は少しだけ低くなりましたが圧迫感はそれほどありません。

改札付近の様子です。左の駅長室から右のスタバまで、その姿は完全に新駅のようです。乗り場の番号が大きな数字で表示されているのは首都圏によくあるスタイルです。遠くからでも視認性がよく、シンボル的な感じがするのでいいと思います。

中央コンコース付近です。未整備の箇所もきれいになりました。柱の周りの椅子もいいアクセントになっています。座り心地はそこまでよくない気がしますが、駅のコンコースで長期滞在はしないのでこれでいいでしょう。

壁面も非常に清潔感があります。左の消火栓もきれいに収めてあります。配管もそうですが設備関係をうまく収めないと美しく見えないので、そこが改善されたのはよかったです。

工事は大林組の施工です。期間は過ぎており予定では一応工事完了になりますが、後述する5番出口がまだリニューアルしているので、それが終わったらこのレポートは終了となります。

その5番出口です。来年春ごろには完成する予定です。今までの様子を見てきたらもう中途半端なリニューアルになる心配はしなくていいでしょう。期待できます。

ホームの様子です。完全に美装化されています。地味な変化ですが中央の柱も塗り替えられています。あとは発車標を新しくするくらいでしょうか。

ということで美しく仕上がった千種駅は交通局の今後のスタンダードとして、モデル的な存在になるでしょう。今後は5番出口の完成を見届けて、シリーズ完結としたいと思います。

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