中日ビルの建設状況 2022.10

中日ビルは2016年に老朽化による建て替えが発表。2018年末には規模などが判明し、翌2019年3月に惜しまれつつも閉館しました。その後解体工事が行われ、2021年初めに新築工事に着手しました。

新しいビルは33階・158.877mで、旧ビルと同じくらいのボリュームの低層部、中層部にオフィス、高層部にホテルが入居します。2024年の開業予定です。

中日ビルの建設状況 2022.9

前回から1か月ぶりの取材です。

定点から。後回しになっていた北西部の鉄骨組みがほぼ完了しました。この上には屋上庭園ができ、久屋大通やテレビ塔方面を一望できるスポットになります。

全体を見ても完成が近づいているのが実感できます。ホテル部分のカーテンウォール取り付けも大方完了。この感じだとタワークレーンは今年中に姿を消すかもしれません。

低層部の南側は唯一鉄骨が組み上がっていない場所です。クレーンの作業が完了すれば鉄骨ができ、外形が完成します。

個人的に中日ビルは青空とのコントラストが最高ですね。本当にカッコいいです。

久屋大通から見た様子です。今年は名古屋まつりが3年ぶりに開催されたようで、会場も大賑わいでした。

ここから見ると南側のタワークレーンはマストが高層部躯体の外に設置されているのが分かりますね。北側は躯体の内部です。

高層部裏面はコアが出っ張った形です。おそらく避難階段やエレベーター、リネン室などのサービス部門が入ると思われます。そのため窓はかなり少なめです。客室は基本的に名駅ビューになりそうです。

矢場町付近から見た様子です。道路沿いに見える緑、そしてそのさらに奥に超高層ビル、これが名古屋の新しい都市景観になりそうです。

中日ビルは現在進行中プロジェクトの中で最大の案件であり、大いに期待したいと思います。竣工は2023年夏、商業施設開業は2024年春の予定です。完成が本当に楽しみですね。

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