錦三丁目25番街区計画の建設状況 2022.9

錦三丁目25番街区計画は栄の一等地、栄広場に超高層複合ビルを建設する再開発です。新ビルは41階・211.7mの栄地区最高峰のランドマークとなります。用途は低層部商業、映画館、中層部オフィス、高層部にコンラッドホテルです。

2018年頃再開発構造が出され、2020年3月に超高層の案が判明。2021年にはコロナ禍ながら規模が拡大することが明らかになりました。2022年6月にはより詳細なパースなどが出され、翌月本格着工しました。

栄広場完全閉鎖 新ビル工事始まる

前回の様子です。

現在の様子です。ついに重機が投入され根切りが始まろうとしています。地下は4階まで出来ますからかなり深く掘り下げられるでしょう。とはいえもとの敷地は駐車場と低層店舗なので、中日ビルのように既存躯体を大規模に解体する必要はありません。それを踏まえてタワークレーン登場は来年末頃と予想します。

スカイルから見た様子です。絶好の定点観測スポットです。スカイルにも建て替え構想が上がっていますが、長期的な話だと思うので、栄広場完成まではここから工事を眺められるでしょう。

それにしても思うのが敷地狭いですね。ここに延床10万以上のものができるのだから驚きです。容積率は2000%を超えます。

高層部にはコンラッドの入居が決まっています。名古屋初の外資系最上級5つ星ホテルの登場に期待が高まります。

ところで、最近リッツ・カールトンの話題で盛り上がっていますね。情報が不確かなので独立記事にはしない予定ですが、ここで少し触れておきます。

リッツはコンラッドを抱えるヒルトンと双璧をなすマリオットグループの最上級5つ星ホテルです。場所は解体された明治屋跡地が想定されています。とあるサイトにはパースも載っており、350室程度、高さ106m程度、2027年完成とされています。

設計事務所の提案段階なのか、それともかなり話が進んでいるのか、真偽の程はわかりません。ただ一つ確実なのは、県と市の高級ホテル補助金制度を受けるには来年3月末までに書類を提出する必要があるということです。事業者にしてみればやはり補助は受けたいでしょうから、もし本当に計画が進むならそれまでに何らかの動きがあるのではないでしょうか。

コロナ関連もあって完全に消えたと思われたプロジェクトですが、これが復活したら熱いですね。今後の動きに注目したいと思います。

錦三丁目25街区計画(栄広場再開発)は栄に革命を起こすプロジェクトです。2026年の完成予定です。楽しみですね。

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コメント

  1. かず より:

    オンワード以外の名駅南でも、住友は分譲の計画をしているようです。建通新聞によると、住友生命ビルの北側、以前職業安定所があったビルです。今は駐車場になっています。報道では既存建物を解体開始とあり、隣のタワーパーキング?を解体かなと思います。住友は他に数箇所、タワマンができてもおかしくない土地をまとめていますね。