名城公園新体育館 準備工事始まる

名城公園では新しい愛知県体育館の建設が予定されています。現在の老朽化している体育館を名城公園の北園に移転新築する、2026年アジア大会に向けたプロジェクトです。

その一角でついに動きが出てきました。いよいよ準備工事が始まったようです。新体育館の詳細はこちらから。

木の柱が覆うデザイン!名城公園新体育館詳細

予定地東側の歩道に長い仮囲いが登場しました。以前ここは木で覆われていて、名城公園駅の出入口を上がると視界にそれが飛び込んできましたが、大きく様子が変わっています。

なお、新体育館整備と合わせて、千種駅のような形で駅の大規模リニューアルが予定されており、大津通の地下に新体育館に直接アクセスする通路が建設される見込みです。

名城公園内も工事のための柵が出てきています。ランニング、サイクリングコースも少し狭くなっています。一部はコースが暫定のものに移動しているようです。

仮囲い内はかつてプールがあった場所です。水が抜かれて工事の準備が始まっていました。

建築計画の概要です。高さ41m、延床6.5万の大規模な施設となります。本格着工は来年7月なのでそれまでのおよそ半年間は準備が中心です。

設計、施工共に前田建設工業が担当します。準大手クラスの優良ゼネコンです。同社は他に愛知道路コンセッションなどにも参画しています。

こちらの野球場も対象敷地に入ります。まだ使われているようです。代替施設が公園北西側に整備され、それから工事着手と思われます。

その代替地にあったのは県スポーツ会館です。こちらは1972年に建設され、約半世紀使用されてきましたが、老朽化により閉鎖されました。

準備工事に伴って遺跡が見つかったいうニュースも入っています。どうやら古墳時代から江戸自体にかけての土器や陶磁器の破片、住居の跡のようで、新体育館の建設を前に発掘調査が行われるようです。なおこの調査によるスケジュールの遅延はないそうです。

これまで名古屋のアリーナはレインボー(日本ガイシ)ホールしかなかったので、その意味でも有益な施設ができますね。完成は2025年の予定です。

最後に名古屋造形大学の新キャンパスです。ほぼ外観が完成してきました。完成前の最終レポートです。

来年の春オープンに向けて最終仕上げを行っています。北面では仮囲いが撤去され、内部がより見えるようになっています。

ついに準備工事が始まった愛知県新体育館の整備事業。完成が楽しみですね。

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