名鉄犬山線布袋駅付近では高架化事業が行われています。対象となるのは布袋駅を含めた1.4kmの区間で、これにより同駅が高架化されます。また長年問題になっていた国道155号と交差する踏切が解消され、渋滞が大幅に改善する見込みです。
布袋駅は2017年6月10日より上り線の高架化が完了し、2020年5月30日に下り線も供用開始。これにて駅施設の高架化が完了しました。
前回から半年ぶりの取材です。
こちらは下り線の様子です。左奥が名古屋方面です。留置線が2本建設されています。地上駅時代も留置線は2本ありました。
うち1線は北側が行き止まりとなっています。これは地上駅時代とは逆向きです。
駅の北から見た様子です。2面4線+留置線2本の大規模な高架駅となりました。
留置線部分の工事も仕上げ段階に見えたので今年度中に完成は間違いなさそうです。
最後は駅東側で進む複合施設です。スーパーや図書館などが入る4階建ての都市型商業建物となる予定です。
基礎工事が始まりました。それほど大きな建物ではないので来年後半あたりには姿を現すことでしょう。2023年開業予定です。
布袋駅の高架化工事そのものを扱うのは今回が最後になりそうです。留置線を含めた高架完全完成後、コンコースなどの再整備も完了すると思いますので、そのときにまた様子をお伝えします。