名鉄瀬戸線喜多山駅高架化工事の状況 2020.9

名鉄瀬戸線喜多山駅付近では高架化事業が行われています。対象となるのは喜多山駅前後の1.9kmの区間です。この区間には瀬戸街道、国道302号線という2大ボトルネックが存在するため、高架化はその解消が主目的です。さらに高架後の喜多山駅は2面4線となるため、瀬戸線で初めて待避設備を擁する駅になります。

今回も小幡駅から喜多山駅に向かって歩いていきます。順番に写真を載せていきます。

名鉄瀬戸線喜多山駅高架化工事の状況 2020.3

前回からちょうど半年ぶりの取材です。

小幡駅から少し歩くと鉄道は高架に移行するため高度を上げます。ゆるやかな擁壁が見えてきます。

さらに行くと踏み切りです。ここは高度が上がりきっていないため、踏み切りは撤廃されますが道路は高さ制限つきになりそうです。

もう少し行くと坂を上りきって高架が平坦になります。現在は建設中の高架の向こうに走るこのような構図を見ることができます。

この踏み切りは除却され、道路の拡張もあわせて行われるようです。道路のほうも既に用地の買収もだいぶ進んでいるように見えます。

高架化区間におけるボトルネックの1つ目、瀬戸街道です。ついにここにも高架がかかりました。

カーブを超えると喜多山駅まで直線です。このあたりの高架は割と高い位置に建設されています。

もう少し歩きます。ところどころ高架が途切れている箇所もありますが基礎工事は進んでいるようです。

喜多山駅に到着。2面4線を擁する大きな駅に生まれ変わります。まだ上り線だけですが、左の仮駅と比べてもかなり大きな姿に見えます。

今回写真はありませんがもう1つのボトルネック、302号線やそれより東側の区間でも高架の建設がかなり進んできました。割合順調に進んでいると言ってもいいと思います。

以前リクエストいただいた302号線そのものの拡幅工事(庄内側付近)も今後記事にしたいと思います。

完成は2023年度の予定です。

シェアする

フォローする