栄南エリアでは、いくつか大きめの再開発が進んでいます。矢場町近くでは複合ホテルの一体開発も始動。今回はその様子をレポートします。
前回から3か月ぶりの取材です。
まずは中電不動産によるホテルフォルツァ。16階建ての最高部付近に達しているようです。街中でもよく確認できるくらいの大きさになりました。ここ数年、市内では14階くらい40m強のビジネスホテルが増えましたが、それらとは一回り存在感が違います。
開業は2020年秋予定。工事進捗的には順調でしょうがコロナはそれまでに落ち着くでしょうか。
次は久屋大通公園の東です。あいおいニッセイ同和損保ビルは解体が進んできました。そして手前にも仮囲いが設置され重機が投入されました。事前情報どおり一体開発になります。
事業者は日本セレモニーという冠婚葬祭事業を行っている会社です。
パースも出ました。低層部がかなり複雑な造形をしています。久屋大通公園の派手な商業施設が少ないため、この建物はかなり目立ちそうですね。
奥の高い部分はホテルと思われます。また結婚式場や商業施設などの機能も入りそうです。新しい複合開発が動き出しました。
規模は14階建て60m弱です。延床面積が大きいため先ほどのホテルフォルツァよりもさらに一回り大きな存在感を示すことになりそうです。
少し北へ行くと三ツ桃ビル跡地が見えてきます。ここの跡地利用は依然不明です。
奥に見えるタワークレーンはプラウドタワー栄のものです。躯体も少し見えます。
5階くらいまで成長してきました。規模は23階・74.95mです。敷地面積が狭く、結構なスレンダーマンションになります。
敷地は東側の道路にも面しています。こちら側にタワーパーキングが建設される予定です。
完成は1年後、2021年4月の予定です。
このように栄南エリアではやや大きめの再開発がいくつか進行しています。特に2つの複合ホテル開発では低層部の商業施設にも注目したいです。
コメント
日本セレモニーのビル
まだ構想レベルの話だけれど、再開発後の公園南エリアの景観とも合いそうな予感
アリーナの東側になるのかな