愛学キャンパス拡張 完成も学生の姿なく

名城公園界隈ではいくつか工事が進んでいます。その中でも最も大きな案件である愛知学院大学の拡張工事が完成しました。またその北側の造形大も既存建物が全て解体され、着工を待つばかりとなっています。

造形大建設開始 愛学キャンパスも完成間近

前回から3か月半ぶりの取材です。

南側に新しく完成した拡張部分です。10階建ての建物は北側に先行建設されたものとほぼ同じ意匠、規模です。

しかし学生の姿はありません。愛知学院大学を含む多くの大学は対面授業をやめ、映像授業に切り替えているようです。せっかくできた新しい建物はほとんど使われることがなさそうです。

建物にズームです。完成して間もないためブラインド類が全開放、什器類も入っていないため、躯体がよく見えます。

普通はすぐ建物を運用開始するため、この姿が長く見られることはありませんが。当面こんな様子が続くのでしょうか。賑わいのない空き地とあわせて、改めてコロナによる社会の異変を感じ取りました。

その南側では交通局名城工場の跡地があります。跡地利用は依然不明。民間活力の導入を検討するとしており、その事業者募集を夏ごろから始めるとのことです。

次は愛知学院の北側です。こちらは名古屋造形大学が小牧から移転する予定です。ちょうどこの真下に駅があります。

既存建物の解体が全て終わり、あとは本格着工を待つばかりとなりました。

看板です。4階建て25m程度の規模です。大雑把な数字が印字されてそれが手書きで微妙に修正されています。

問題は着工できるかです。着工予定日を目前に控えながらも工事施工者が未定となっている上にコロナでこの状況です。見通しはあまり明るくないと思います。

改めてみると敷地面積2万平米は広いです。この広大な敷地に重機が林立する姿を想像するとワクワクしますが、来月にそれが見られる可能性は低いでしょうね・・・

変化を続ける名城公園界隈。早くコロナが終息し、愛学のキャンパスに学生が戻って、造形大の建設が進んで、学生街として賑わいを見せて欲しいですね。

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