名鉄岐阜駅手前の高架化 今度こそ進む?

2月の上旬は半年ぶりの岐阜編をお届けします。市庁舎や県庁舎の建設が進む岐阜ですが、今回取り上げたいのは名鉄の高架化です。

名鉄名古屋本線の岐南駅から岐阜駅付近は道路との平面交差が残っており、市街地の分断や渋滞の深刻化が問題になっています。かつて高架化をしようという話は何度も出てきたのですがその度に財政難などで立ち消え、一向に進んできませんでした。

しかし昨年11月、名鉄と岐阜市は高架化に関する覚書を交わしました。岐阜市は今年度中の都市計画決定を目指すとし、今度こそ本当に動き出すことが期待されています。

引用地方建設専門誌の会 地方ニュース

高架化が行われるのは上の地図の通りです。岐阜方面に向かう際に境川で橋梁に差し掛かりますが、計画線ではそのまま高架に移り岐阜駅まで連続的に高架をつなげるというものです。

また途中には加納駅、茶所駅がありますが、駅間が短すぎるため、これら小駅を統合し、新たな1つの駅とする計画です。

茶所駅の様子です。この付近は線路の両脇まで民家が迫っています。仮線を設置するために立ち退きや移転が必要な住宅はおよそ200とされ、相当な労力が求められるのは間違いありません。

そのため具体的な完成年度も示されておらず、岐阜市の説明ではおよそ15年程度かかるというあいまいな表現になっています。

完成後のパースです。手前が岐阜方面、左上が統合駅です。周辺には駅前広場も整備される予定です。高架化に伴い新たなまちづくりや再開発も行われるかもしれません。

除却される踏み切りは13箇所におよび、渋滞の大幅軽減や市街地分断の解消などが見込まれています。

少し気になるのがこちら。岐阜駅手前にある単線区間です。先ほどの図では関連事業区間に含まれていますが、単線の解消はあるのでしょうかね。

複線になっても配線的にあまり効果がないのでは、という意見もあるようですが、全長100kmを誇る最重要幹線である名古屋本線なのにわずか10m余りが単線というのはちょっと残念ですし、現実にここがボトルネックとなって通過待ちをしている光景は何度も見ました。今回の高架化と一緒に単線も改善してほしいものです。

今年に入ってから、岐阜新聞に名鉄社長のインタビュー記事が出ていました。それによると社長は岐阜駅の改修にも意欲を示しているようです。名鉄の今後の取り組みに期待です。

岐阜駅手前の高架化はあらゆる面において大きなインパクトを持つことになります。県知事が覚書締結を「歴史的快挙」と表現することからもその期待感が読み取れます。補償対象の住宅も多く一筋縄では行かないと思いますが、何とか高架化に向けて動き出して欲しいですね。

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コメント

  1. ありがトーレス より:

    単線区間が解消されないようでは
    名古屋駅が3面2線のまま

    並の意味のなさだと思います。
    是非とも解消してほしいですね。
    あと各務原線と本線のホームの位置とかも・・・

    それは難しいか。

  2. より:

    相変わらず中途半端な工事ならやるなよって感じです…。