愛知県国際展示場の建設状況 2019.6

愛知県国際展示場は、ポートメッセの倍近い展示面積6万m2を誇る新しい展示場です。今年8月末に完成予定で、名称は「Aichi Sky Expo」に決定しています。

愛知県国際展示場の建設状況 2019.3

前回から3か月ぶりの取材です。

見た目はほぼ完成といって良いでしょう。仮囲いもなくなっています。

開業は8月30日に決定しており、杮落としのイベントとして「Aichi Impact!」というeスポーツの大会が開かれることになっています。その後は音楽フェスや乃木坂の握手会などが予定されています。

6月17日には、建物部分が完成したことを受け、県から運営会社へ施設が引き渡されました。会社はフランスと日本が共同出資していて、社長は「日本における展示会業界の活性化と国際化を図りたい」と話しています。

舗装も一部を除いて完成しています。あとは最終仕上げを残すのみです。

Flight of Dreamsを通ってくる通路も完成しています。奥にLCCターミナル(次回掲載予定)が建設中ですが、新たに完成した駐車場で見えなくなりました。

完成まで2か月余り、待ち遠しいですね。

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コメント

  1. たぬ より:

    新国際展示場の右下の用地が基本構想の段階では44200m2の拡張用地と書かれていましたが最新の資料では多目的利用地となっていました。これは需要次第で拡張するか否かということでしょうかね

    • ノボール より:

      そうですね。
      なお、技能五輪国際大会の開催地に選定された場合、この多目的用地に暫定施設を建設して、所用面積10万㎡を確保する見込みです。
      開業後の需要次第では、一部が恒久的建築物になる可能性もあると思われます。

      また、高級ホテル誘致に補助金が設定される見込みになりましたが、県も名古屋市内のものには10億出す見込みです。
      この制度、愛知県は県主要地区を対象にするでしょうから、有料道路コンセッションによる高級ホテル建設にも追い風です。

      もし高級ホテルが建設されれば、大規模なバンケットも入ると想定され、国内有数のコンベンションセンターに発展します。

      もし建築物が拡張される場合、ライブ会場としても利用できる多目的用地がなくなるのは勿体ないため、駐車場の立体化などで用地を確保してもらいたいところ。