大名古屋ビル裏 雀荘や居酒屋が続々撤去

大名古屋ビルの周辺では用地買収が進んでいます。リニアに向けて雑居ビルの解体、撤去の動きが加速してきました。

大名古屋ビル裏 リニアに向けた動き

skysclinear.com

2019-01-15 18:08

前回から3か月ぶりの取材です。

大名古屋ビルのすぐ北、東洋ビルです。1階に入っていたファミリーマートやスギ薬局は閉鎖され、入口にはシャッターが下ろされています。地下もほとんどのテナントが移転完了しているようです。解体が秒読み段階になってきたと言えるでしょう。

次はこちらです。

どこだ？と思った方もいるかもしれませんが、先ほどの東洋ビルの裏です。以前は古い民家のような雀荘がありましたが、年明けに解体、現在は更地になっています。

ダイヤビルに向かって歩きます。北側に並んでいた居酒屋ビル数店のうち1店舗が撤去されました。どんどん建物が無くなり用地買収が着実に進んでいることを実感します。

もう少し歩くと名駅キヨスクビル跡地が見えてきます。暫く仮囲いが設置されていましたが、簡易なロープに変更されています。

よく見ると向こう側の街区まで見通すことができ、ホテルのザ・サイプレス（旧ソフィテル）が見えます。名駅キヨスクビルに隣接していた交通ビルも完全に撤去されたことが分かります。

反対側から見ます。次は奥の名駅セブンスタービルや手前のニッショーが入っているビルです。セブンスタービルはバルコニーを見る限りは入居者が少なそうです。退去が進んでいるのでしょうか。ニッショーのビルはテナント名が看板に多く並んでいるので、解体はもう少し先かもしれません。

リニアの工期を考えるとこの進捗割合ではまだまだ厳しい感じがしますが、それでも一歩ずつ一歩ずつ買収は進んでいっています。何とかがんばってほしいですね。