柳橋周辺 ビジネスホテルの建設が進む

今回は名古屋に戻って柳橋周辺の状況をお伝えします。前回の柳ヶ瀬とは微妙に名前が似ていて間違えそうに・・・なりませんかね(笑)

ビジネスホテルが増える柳橋周辺の動き

ここは時々レポートしている場所です。こちらは去年10月の様子です。

まずは柳橋ガーデンビル。一気に解体が進み旧ビルの姿は見えなくなりました。右側に張り付いていた薄いビルも解体完了です。

跡地利用は不明です。やや小さいものの1ブロック丸ごと使え、2方向が大通りという好立地なので、それを生かした開発になることを期待したいです。

エディオン本店跡地に建設中のビジネスホテル。大阪の不動産会社サムティによる計画です。前回の時点では着工がやや遅れていましたが、無事に工事が始まっていました。

しかし北東角の土地は今回の開発エリアに入りませんでした。ここはかなり前から柵で囲われていた微妙な土地でした。今回開発するのは13階建てのビジネスホテルなので、事業者もわざわざ買収するほどでもないと判断したのでしょう。

わずかな面積ですが、大通りに面した角地だけが残るというのはちょっと残念です。ホテルもこちら側をどのように仕上げるか気になります。

錦通で建設中なのはニッコースタイル。オークラの新ブランドです。

愛知県や名古屋市は高級ホテルの誘致に本腰を入れ始めています。今回のようなビジネスホテルでもいいのですが、世界的に通用するような高級ホテルもぜひ欲しいところです。

そして柳橋と言えば新駅構想です。市は柳橋駅の新設の可否について調査中で、年度末にも結果が出る見込みです。柳橋周辺にはガーデンビル跡地以外にも市場周辺の未利用地が数多くあります。ぜひ新駅を建設し、周辺開発の起爆剤として欲しいと思います。

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コメント

  1. ポロル より:

    柳橋新駅の議論になると必ず出てくる、利用者増にはならない、採算が合わない、という意見。なんで再開発投資という発想ができないのかね・・・。柳橋なんて現状でも名駅からの連続性のある地区なんだから、これだけ名駅が活況の状況にあって駅作れば利便性が悪くて敬遠されてたビジネスホテルなどが集中して利用者増になるでしょうに。しかも、栄と名駅の間なんてうまみのある駅ができたら、一気に地価が上がって売却が進むと思うのだけど・・・。

    • ノボール より:

      交通局が嫌がるのは、

      ・負担が大きいこと(建設費及び人件費)
      ・所要時間が増えること
      ・上記と関連してラッシュ時の遅延拡大が見込まれること
      ・乗客の転倒事故などが増えること

      などでしょうね。
      東山線をラッシュ時を含めて日頃から利用される方はよくお分かりだと思いますが、鶴舞線の利用客が加わる、名古屋ー伏見間の車内は相当混雑します。
      その状況で、新駅ができて、量に関わらず客の乗降がある場合、車内も混乱しますし、それに対応する駅員配置も主要駅並みにする必要があります。
      建設費の一部は国の支援がありますが、人件費と施設維持費は、交通局が今後もまるまる負担しなければいけませんからね。

      丸の内駅での乗り換えの利便性がマシだったならここまでにはならなかったのでしょうがねぇ。
      今になって愚痴っても詮無いこととは思いますが、あの桜通線の失敗で交通政策に大きな枷ができてしまった。
      路線自体はよかったが、いかんせんコストをかけすぎた。維持費も含めて。かと思えば、深いのにエスカレーターなどのところで金をケチらざるをえなかったために、利便性は尚のこと悪くなり…
      新幹線改札口からの下りエスカレーターがないって、致命的だよ。コンコースにあるエレベーターも小さいし、1個しかないし。

      少し脱線しましたが、もう一つ、その地価上昇を見込めるはずの地元からの請願が弱い。
      場所は違うとも、ささしまの地下道建設は、表立って話題になるほど、地元からの要望は大きい。
      それに比べると当地区の新駅要望の熱はまだまだ上がっていないように感じられる。