名鉄本線知立駅高架化工事の状況 2018.7

名鉄名古屋本線知立駅の周辺では高架化事業が行われています。知立駅は名古屋本線の特急停車駅であり、三河線の海線・山線の結束点にもなっている重要な駅です。しかし駅自体は高架になっておらず、市街地の分断や渋滞が大きな問題になっていました。

対象となるのは名古屋本線が知立駅を含めた約1.5km、山線が約2km、海線が約1.5kmの区間です。他の高架化と比べて大規模な工事となります。2月には下り線が仮線に移行しました。4か月ぶりのレポートです。

名鉄本線知立駅高架化工事の状況 2018.3

跨線橋から豊橋方を見ます。写真左にあった線路が完全に撤去されています。今後はここを整備して高架橋が建設されます。

地上部から見た様子です。駅部分もほとんど線路が撤去されました。左に見えているホームも撤去されます。

右に見える電車は三河線。三河線自体は本数が比較的少ないローカル線ですが、知立駅は海線と山線を結束する配線になっているため、踏切を通過する電車の本数がとにかく多いです。

踏切付近から豊橋方を見ます。線路があった名残です。右上、仮線を電車が走ります。

使用停止された旧下りホームです。わずか数か月で草が生い茂っているのが分かります。

知立駅から名古屋方へ500mほどの地点では柱の建設が始まっています。一連の高架化工事で初めてのものです。進捗が目に見えて分かっていいですね。

21階建て、約70mのタワーマンション「エムズシティ知立ザ・タワー」です。シートがはずされ全貌が明らかになりました。個人的に何となくパークタワー豊田(26階・84m)に似ているような感じがしました。

施設全体は「エキタス知立」という名称に決定しているようです。2階までが商業施設、テナントは現在募集中です。開業は来年4月になるそうです。

左で建設中なのは駐車場でしょうか。

高架化の規模自体が大きいので工事が大変ですが、進捗はまずまずのようです。加えて駅前タワーマンションもほぼ完成し、知立の街は大きく変わろうとしています。今後も随時レポートしていきます。

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コメント

  1. 匿名 より:

    大阪の阪急淡路駅のような高架駅に成りそうですね。