御園座タワーとその周辺の状況 2018.1

グランドメゾン御園座タワーは旧御園座会館の跡地に建設されている高さ150m(最高部160m)の劇場一体型の超高層マンションです。構成は、4階までが劇場、5階~40階が積水ハウスのマンション「グランドメゾン」となります。全戸完売していて既に入居が始まっています。

御園座タワーとその周辺の状況 2017.10

3か月ぶりの取材です。今回が開業前最終レポートの予定です。前回上層階に残っていたネットは完全に撤去され、完成形になりました。

劇場のエントランス周りの工事も終盤戦。階段やエレベーターのステップまで赤です。非日常感あるエントランスでとてもいいと思います。

新劇場は4月1日にこれら落とし、その後も5月にはワンピース、6月には滝沢歌舞伎など、話題性の高い演目が予定されています。

1階の「御園小町」は既にオープンしています。近々開業レポートをする予定です。

こちらは御園座の南西角の様子です。まだコーンで囲ってありますが植栽や歩道の整備はほぼ完了しています。左はマンション居住者用の駐車場(タワーパーキング)入口です。

恒例ですが、この界隈の他の動きを見てみます。今回は少し動きがありました。

東鮓本店跡地に建設されるホテルは基礎工事の真っ只中です。地上に躯体が見えてくるまではもう少し時間がかかるものと思われます。

そして御園座から少し西、栄センタービルの解体です。敷地はそこまで広くありませんが、跡地利用が気になっていました。よくあるコインパーキングになるかと思ったのですが・・・

21階・72.65mのタワマンが建つことになりました。近鉄不動産のプロジェクトです。

ここで私は思うのですが、最近マンションが小粒の計画しか出てきていないような気がします。

・プラウドタワー名古屋伏見 21階
・錦一丁目計画Ⅱ(丸の内) 22階
・東区泉一丁目計画(高岳) 22階
・今回の物件        21階

最近のプロジェクトはこんなところでしょうか。いずれも高さは70m前後です。敷地がもともと狭い物件もあるため一概には言えませんが、なぜもっと大きな開発をしないのか不思議です。納屋橋や御園座が驚異的な勢いで完売しているのですから、もう少し挑戦してもいい気がします。

御園座の工事は終わりますが、伏見界隈はまだまだ発展の余地があります。今後に期待しましょう。

シェアする

フォローする