再開発進む栄 日生栄町ビルの様子など

栄では大小さまざまな再開発が進んでいます。今回は日生栄町ビルやその周辺の様子をお伝えします。

実は日生栄町ビルは今年下半期で概要が出るだろうと思っていて、そこで同時にレポートする予定でした。ですが今年はもう発表はなさそうで、また延ばすと来年になってしまうため、ここで記事にしたいと思います。

現在の様子です。ほとんど鉄骨が組みあがりこれから内装工事に入るものと思われます。テナントの発表を待ちたいと思います。

そして反対側に位置するのが栄広場。順当に行けばあと3か月程度で概要が判明することになります。非常に楽しみです。

これに関連して、先日容積率緩和の案が明らかになりました。名駅・栄を中心に1300％、伏見でも1100％まで緩和され、来年にも施行されます。ただし緩和には条件があるようで、高級ホテルや映画館などの集客施設の整備、防災対策などが必要とされています。栄広場は低層部に映画館、高層部にホテルの可能性が高いためこの緩和が適用できるはずです。

ただし中日ビルのように都市再生特別地区で1470％という例もあります。また先日明らかになった高級ホテル設置による容積率ボーナスもあるなど、制度がたくさんあってどれがどう適用される形になるかは分かりません。

サンシャイン北で建設中なのは地元の飲食チェーン「ジェイグループ」によるテナントビル。南北に長い敷地をうまく利用し、横丁のような飲食店ビルが建設されます。40もの店舗が入るようで、完成が楽しみです。

北側へ向けて3階、6階、8階とだんだん高くなっていく特徴的なビルになる予定です。

少し西に向かったあたりです。このあたりは地権者が細分化されているため細かい土地が多く、容積率が緩和されてもそれに見合った大規模開発は難しそうです。

やや左に見えるのはキャッチーな名前の「豪華カプセルホテル安心お宿」です。12月から稼動開始しているようです。

写真の範囲だと名古屋銀行本店は比較的まとまった土地になっています。ビルも古いですし建て替え計画があってもよさそうですね。

栄では中日ビルなど大規模以外にも中小規模の開発が多く進んでいます。名古屋一の繁華街としてこれからもがんばってほしいですね。