栄トリッドスクエアが竣工!徹底レポート

栄トリッドスクエアは、芸術文化センターの南の街区で建設された高層オフィスビルです。ノリタケ鹿島第一生命の3社が敷地を共同化し、以前は別々に立っていた古いビルを解体、再開発しました。

新ビルは19階・99.9mです。延床は4万程度。オフィスビル単体としてはなかなか大きい規模です。2023年6月ごろ着工し、今年春頃竣工しました。低層部の店舗もオープンしているので、その様子をお伝えします。

S2計画の建設状況 2026.3

前回から4か月ぶりの様子です。

定点から見た様子です。共同事業者であるノリタケの陶磁器から着想を得た美しく白い外壁が特徴です。角の部分は曲線を描いているやわらかい印象です。

この物件の特徴として、充実したオフィスサポート機能があげられます。打ち合わせから個人作業まで使えるラウンジが2階に設置されています。

少し離れて見た様子です。同時期に完成した栄広場のインパクトが大きすぎますが、オフィス単体で100mクラスはかなりの存在感です。遠くからでもその姿をある程度確認でき、栄の街をより厚みのあるものにしています。

低層部の様子です。南側にはきしめんズズズと吉野家がオープンしています。派手な商業施設というよりはオフィスワーカー向けに振り切ったテナント選定です。サラリーマンの昼食の選択肢としては有力でしょう。

公開空地が広いため植栽帯やベンチなどの空間が整備されています。セットバックしてゆとりのある印象です。3ビル集約化のメリットが大きくでていますね。

入口付近の様子です。ビル名がシンプルに表記されています。トリッドとは3社合同(トリ)という意味と「traditional」を掛け合わせた造語です。

外装材も質感の高いものが使われており、高品質オフィスビルに相応しい設えとなっています。

北側です。こちらはまだテナントが入っていません。貸室となるようで、おそらく飲食店舗ではないと思います。どうなるか気になります。

駐車場への出入口は北東側(左)にあります。95台確保されています。

内部の様子です。風格あるエントランス空間となっています。色温度の低めの照明が使われており、全体的に温かみのあるイメージです。

ところどころにノリタケの初期の製品「オールドノリタケ」が展示されています。

エレベーターは下層側、上層側の2バンクです。これは栄広場と同じ。そもそもオフィス面積だけで比較すれば栄広場とは互角です。

なおエレベーターホールにはノリタケの食器から着想を経たサインがあり、4階はサブライム、14階はアルマンドなど、各階で異なるデザインとなっています。一般客は入ることができませんが、細かいところまで気を遣った内装となっています。

中日ビルなどとともに重厚なオフィス街を形成しています。栄広場の98%ほどではないものの、不動産系のサイトでは栄トリッドスクエアも成約が順調で、高い稼働率になるとの情報があります。大型供給をしっかり埋める栄地区のオフィス需要の堅調ぶりが明らかになりました。

思えばこのビルの計画が明らかになったのはコロナ禍真っ只中だった気がします。しかしほぼ規模縮小なく完成の日を迎える日ができました。本当に良かったです。竣工おめでとうございます。

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