Nagoya-Center Towerは上前津駅の近くにあるタワーマンションです。白とグレーのカラーが落ち着いた上品な雰囲気を出しています。
手がけたのは三交不動産です。YMCA名古屋の跡地に建設され、2008年に完成した物件です。
大通りから少し奥まった場所に建っています。その分プライバシー性が少し高い印象です。
住所 | 中区上前津二丁目501番1 |
高さ | 103.32m |
階数 | 29階 |
敷地面積 | 2,029.64 m² |
建築面積 | 968.23 m² |
延床面積 | 20,796.78 m² |
竣工 | 2008年 |
建築主 | 三交不動産 |
設計 | IAO竹田設計 |
施工 | 長谷工など |
南西から見た様子です。建物は白とグレーが効果的に使われ、品格が感じられます。低層部は薄いレンガ色がアクセントになっています。
内廊下を採用しているので住戸はその周囲にあります。写真のように南側は日当たりがありますが、北側はありません。ただしタワマンの醍醐味である眺望は名駅や栄が見える北側が勝っていると言えそうです。
敷地自体はそれほど広くありませんが、植栽が施されています。1階にエントランス、20階に共用ラウンジがあるようです。
数年前は最上階の部屋が1億2300万円で売り出されていたようです。やはりここも上層階は億ションですね。
立地は申し分なしだと思います。上前津駅徒歩3分、2路線利用可です。デパートが立ち並ぶ栄や大ターミナル金山には地下鉄で数分、大須商店街へは歩いて行けます。生活利便施設はほとんど揃います。
このタワマンの南側は小さな公園です。なのでちょっと外でゆっくりしたいときや子供の遊び場としても使えます。
少し奥まった立地で、周囲も高めの建物が多いため、全体を撮影するには広角が必要です。
プライバシーの点では奥まった立地はアドバンテージになります。名古屋のタワマンは大通り沿いが多いのでこの点は珍しいです。
北側はバルコニーの張り出しが少なくのっぺりとした表面になっています。ただしガラス窓などの配置が工夫されていて野暮ったくは見えません。
最後は少し離れて上前津交差点から見た様子です。奥まった立地なのが把握できるかと思います。
最近はパークコート上前津プレミアプラスなど周辺に中高層のマンションが増えてきましたが、やはり100m超の存在感は抜きんでています。Nagoya-Center Towerは上前津のランドマークです。
Nagoya-Center Towerはデザインやアクセス、ランドマーク性などを踏まえると都心型の優良タワマンと言っていいでしょう。見るもよし、住むもよしですね。