瑞穂スタジアムの建設状況 2024.9

2026年アジア大会に向けて建て替えられる瑞穂スタジアムの建設が始まりました。その様子をお伝えします。

現在のスタジアムは1941年に完成したもので、それを改修したり座席を増設したりしてこれまで運用してきました。しかし流石に戦前の建物ということで老朽化が著しく、アジア大会の節目となる2026年に建て替えられることになりました。

新しいスタジアムは座席数3.5万の2層構造です。中央部にサッカーコート、その周りを陸上トラックが取り囲む、サッカー陸上兼用競技場となります。一昨年3月には竹中工務店の案に決定したとのことで、パースも発表されています。

瑞穂スタジアムの建設状況 2024.5

前回から4か月ぶりの取材です。

久しぶりに来たらなんとクレーンが増えていました。前回、クレーンの数が減ったのでそろそろ内装が中心になっていくと思っていたのですが、ここにきて外部躯体のペースが上がっているようです。その証拠に前回はなかった曲線上の屋根が登場しています。

手前のペデストリアンデッキも含めて撮影しています。スタジアム単体ではなく、周辺も含めた整備となっています。

内部の様子です。階段が明るいピンク色になっていました。めちゃくちゃ目立ちますが仮設のものでしょうか。

ここから見ると曲線的な瑞穂スタジアムの外観がとてもよくわかります。白い屋根はとても軽やかなイメージです。

ここは春になると桜が咲き乱れます。来年以降にはスタジアムと桜の景色が定番になるのでしょうね。

実は6階にわたる大きなスタジアムです。内部は2層構造で、観客席から競技が見やすい傾斜になる予定です。

北東から見た様子です。デッキは右側の北の方まで伸びます。右側でも重機が入って工事が行われています。

一足早く名城公園のアリーナは足場がなくなり仕上がりが見えてきましたが、ここはどんな雰囲気になるのか、パース通りの感じなのか気になりますね。

アジア大会まで2年となりました。前回、クルーズ船を使う計画が出ましたが、最近また方針が変わりそうで二転三転しています。近々取り上げたいと思います。何はともあれ大会の成功を願います。

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