名鉄瀬戸線喜多山駅高架化工事の状況 2025.9

名鉄瀬戸線喜多山駅付近では高架化事業が行われています。対象となるのは喜多山駅前後の1.9kmの区間です。この区間には瀬戸街道、国道302号線という2大ボトルネックが存在するため、高架化はその解消が主目的です。さらに高架後の喜多山駅は2面4線となるため、瀬戸線で初めて待避設備を擁する駅になります。

2022年3月19日より、上り線の高架が使用開始しました。2025年7月26日には下り線も高架化。今回は完成した駅部を中心にお伝えします。

名鉄瀬戸線喜多山駅高架化工事の状況 2025.3

前回からちょうど半年ぶりの取材です。

完成した下りのホームから見ます。立派な高架駅が出来上がりました。発車標は情報量が多い新型タイプです。

先ほどの写真から方向を変えてみるとこうなります。右側はホームの向こうは何もないので柵が建っています。まだ完全形ではありません。

旧仮ホームの用地の関係で、下り高架は暫定的に1面1線でできています。このあと仮ホームを解体し、写真右側にも高架の線路が建ちあがって島ホームになります。

栄町方を見ます。右側の線路は途中で切れていることがわかります。ここが今後伸びてくることになります。

ここからは駅を見ていきましょう。布袋駅とは若干雰囲気が違いますが、最近の名鉄高架駅と同じでシンプルな内容です。

先ほど紹介したように尾張瀬戸方面は暫定的なので、奥の案内も3・4番線がある栄町方面と違い、2番線しかありません。

地上周りの様子です。使用されていた線路には柵がされています。右奥に見える仮駅舎も今後解体されるでしょう。

踏切としては機能していませんが警報機が残っているのでときどき知らない車が一時停止していました。

駅を遠くから見ます。尾張瀬戸方面のホームが工事中であることがよくわかります。鉄筋もむき出しで出ています。ここに継ぎ足されるように線路が施工されます。

駅への通路です。仮囲いに挟まれた狭い通路を歩き、まだ暫定という感じです。完全形になったらまた変わるでしょう。

高架下店舗などはありません。ミュープラットほどは行かなくてもコンビニをはじめ2~3店舗くらいあれば便利になると思います。

改札口付近です。このあたりは仕上がっている感がありますね。改札上部にはライン照明が入っていてちょっとおしゃれです。

ということで高架化完了した喜多山駅ですが、まだまだ工事は進んでいきます。当ブログは下り高架化が完全に完成するまで取材していきます。

シェアする

フォローする